高校生のお迎えの生徒以外は帰りました。
塾長・講師としてのお仕事は終了。
ここからは、統計からデータ分析をし指導データに落とし込む作業に入ります。
大体毎日同じような生活。
自宅でもPCの前から離れることは風呂とトイレの時くらい。
生徒が増えた分、作業も増えるのは当たり前。
このぐらい細かく仕事をしないと麻布学院の成績は維持できません。
大手塾であるならば、色々な部門の社員がいてマニュアルもあります。
現場がデータ分析をすることはまずありません。
本部の人間の仕事です。
そのデータの真偽もわからずに、出されたデータを元に進路面談や入塾面談を行います。
我々個人塾は、生徒との距離が近い分、生徒の成績を把握しやすいメリットがあります。
成績の管理も教室1つ2つなら把握しやすいと思います。
ですから、本来であれば評定が低い生徒や点数が思わしくない生徒を合格に導くのに適した塾のはず。
塾長自身が成績をきちんと管理している塾は成績も伸びていると思います。
大手塾のメリットはノウハウとマニュアル。
個人塾のメリットは細かい成績把握と指導管理。
お互いに住み分けは出来るはずです。
個人塾=変わった生徒が行く塾
個人塾=成績がおもわしくない生徒が行く塾
これらの考えは、間違いです。
個人塾に適している生徒は、どうしても志望校を諦めきれない、評定は低いが点数は獲れる。
こんな生徒に適しています。
麻布学院も入塾時の点数や評定で生徒を判断しません。
大手塾と違い、面談をする人間が塾長ではないというケースも個人塾では少ないと思います。
麻布学院は塾長2名体制ですが、面談と成績管理だけは私の仕事です。
もう1人の塾長は経理業務やテキスト・業者対応などが仕事です。
きちんと管理が出来ていなければ70%以上の生徒を450点以上には出来ません。
個人塾にありがちな、経理に追われて時間をとられるということも麻布学院は分担制なのでありません。
麻布学院のシステムは徹底的に生徒個人の成績を管理することに適しています。
大手塾には無いことも個人塾にはありますし、個人塾には無いことも大手塾にはあります。
外観や社員数、生徒数では太刀打ちできません。
ですから麻布学院はテキストを充実させたり、生徒のコピー使用を自由にしたり、自習はいつでもOKにしたり。
面談の対応もすぐに出来ます。
講師は麻布学院の元生徒が大半。
学力が低いはずもなく、教え方も我々塾長と同じ教え方です。
平日4時間・休日7時間という首都圏中高一貫校の生徒の平均学習時間を麻布学院の生徒は自然にこなせます。
その元となるのがデータの分析と管理。統計をとることです。
私が大学で学び、大手企業で育てられた得意分野です。
これだけは誰にも任せられません。
他人に教えることも出来ません。
ですから人がいなくなってからが私の仕事時間。
まだまだこれからです。
29日・30日は月末のお休み。
夏期講習は朝10:30~の長丁場。
体力には自信は無いですが、精神力には自信があります。
一年で一番忙しい季節到来です。
大手塾・個人塾を問わず、同じ職種の皆さん。
頑張って夏を乗り切りましょう。