北九州工業地帯について。
東京書籍では2005年から北九州工業地帯を他の工業地域と比較し、生産額が低下したことから北九州工業地域と表記するようになりました。
一方、仙台市が多く採用している帝国書院では、発展の時期で区分し歴史的観点で北九州工業地帯と表記しています。
その代わりに四大工業地帯という呼称は無くなりました。
社会の教科書は、帝国と東京書籍では違う事項が多々あります。
帝国では京浜工業地帯に千葉埼玉の生産額も含めています。
東京書籍では千葉を京葉工業地域と表記し、京浜工業地帯と分けて表記しています。
インドの首都がニューデリーからデリーに変更になったり、リアス式海岸がリアス海岸に変更になったりしています。
社会は教科書の議論が活発な教科です。
常に改訂されたら私は隅々まで読むことにしています。
宮城県では、仙台市が帝国書院。
その他の地域が東京書籍ですが、予め私は両方を購入し、自分でまとめノートを作成し変更点や教えやすさを考慮し、この教科書ではこうだがこちらではこうだという説明をしています。
学校の先生が板書で北九州工業地帯と書いていたとして間違いだという指摘が間違いです。
ある方が今年変更になったかのようにお書きになっており、観覧者数が多い方なので帝国書院を仕様している学校の生徒や保護者様が混乱すると困りますので、正確な情報を書いておきます。
訂正するか削除なさるか、私が書いた説明を追加された方が良いと思います。
ちなみに模試や受験では、リアス式海岸もリアス海岸も正解ですし、北九州工業地帯でも北九州工業地域でも正解です。
学校の定期テストでは、教科書に沿った答えが好ましいと思います。
各教科書を作成している会社が毎回、他社との違いや変更点を開示しています。
ご参考にして下さい。
帝国書院のホームページ上にQ&Aの項目があり、工業地帯と工業地域の区分の質問への答えが掲載されています。
各教科書会社がホームページにこのような項目を掲載しておりますのでご確認下さい。
教科書は基本中の基本です。
私のブログよりも影響が大きいと思われますので訂正をお願い致します。