名曲にはグッとくるフレーズがあるよね🤔😊

例えば

悲しみの果てに何があるかなんて
俺は知らない
見たこともない
ただあなたの顔が浮かんで消えるだろう

素晴らしいよね🤔😄
素朴で愚直でいい。
飾らない感じがいいね。

例えば

空と君との間には
今日も冷たい雨が降る
君が笑ってくれるなら
僕は悪にでもなる

素晴らしいね🤔😄
あえて優しさを悪にでもなるって表現するの

例えば

優しさだけじゃ
人は愛せないから
慰めてあげられない
期待はずれの
言葉を言うときに
心の中では頑張れって言っている
聞こえて欲しい
貴方にも
頑張れ

素晴らしいよね🤔😊
不器用で優しいよね。

文学は詩から始まったのだから、国語は好きな素材をフリーに解釈する奥深さもあっていいよね😊😃

文学部でも読んだ事がないような、古い文章や詩を題材にするのは、色々な評論家や文学者が答えを見つけているからだもの。

たまには昔の詩のように、どう受け止めても正解な奥深い答えがない国語も良いものです。

世の中には、表現技法を学ぶにはもってこいの生徒が興味を持つ曲もあるのに。
米津なんて表現技法の集まりみたいな詩を書いてくれるしね。

エレカシとか林檎もだよね。
太宰とか三島由紀夫に通じる世界観がある。
甲本ヒロトなんて現代版雨にも負けずみたいな詩を書くよね。

AKB48とかは知らない。
題材にしてと言われたらするけれど。

槇原敬之なんかは石川啄木の世界観だ。
本人の生き方と詞は別もの。

何でも題材にして話が出来る。
それが本来の国語だと思うよ。

日本の国語はやはり朱子学や道徳心に近い文章を選ぶよね。
走れメロスなんて読んでる生徒に太宰治の生き方を話したらビックリされちゃう。
本来なら人間失格を選ぶべき?

俺はどっちかって言うと、ヒロトとか真島の詞が好きだ。
駄目すぎな人間の優しさが深い。

どぶねずみ
みたいに美しくなりたい
写真には写らない
美しさがあるから

弱い者達が夕暮れ
更に弱い者を叩く
その音が響き渡れば
ブルースは加速して行く
見えない自由が欲しくて
見えない銃を撃ちまくる
本当の声をきかせておくれよ

人に優しく
してもらえないんだね?
僕が言ってやる
でっかい声で言ってやる
頑張れって言ってやる
聞こえるかい?
がんばれ!

ブルーハーツの歌詞は凄いよ。
文学的な目でみたら凄い。
宮沢賢治の雨にも負けずに並ぶ程凄いと思う。

あの雨にも負けずの長い詩を、どぶねずみみたいに美しくなりたいだけで表現してる。
俺はそんな事を思いながら色々な曲の世界観を生徒と語りたいなぁ😃

それも国語だよね。
昔は良くやってたなぁ。

今はやってない。
今度やってみようかな。

国語を少しでも好きになるきっかけになれば良いよね🤔😄