今までかかってやっと納得できるデータ数値が出ました。
昨日の受験問題だと仙台一高が合格基準点426点となりました。
仙台二高はそれにプラス9。
仙台三高はマイナス14。
宮城一高普通はマイナス22。
この点数をこえている場合、勝負には必ずなっている計算です。
あくまでこの5年間の受験データと麻布学院の生徒達の模試や私立の合格点、昨日の受験問題の分析から出した数値です。
英語は動詞の活用などがなく、落とすとして日本語に訳す問題と主語を答える問題。
並び替えが2問ありますが素直な問題すぎてハズレません。
数字は2/3の問題が非常に簡単。残りの1/3で点差が出ます。
中央値の問題と図形の最後。この2つが難問。証明は高校側がどれだけの基準を求めるかで変わります。
社会は、アクティブラーニングを目指しすぎて歴史以外の地理は見たまま資料の読み取り。
公民が一問一答と記述がアクティブラーニング系の問題です。
資料を見たまま書けば良い問題ばかり。
国語は小説が昨年違う県で出題された文章でした。場面は違えど背景や登場人物は同じ。
読みやすい内容です。
受験問題特化型の塾に通うなら簡単でした。
上位校は並ぶでしょう。
理科だけは私の担当外なので何とも言えませんが、あまり学習しない分野から記述が出たりしていて面食らうかもしれません。
しかし答えが資料にあります。焦らず資料を見れば当たりです。
5教科全てにおいて、発想や整理する能力を重視したアクティブラーニング寄り受験問題。
知識よりも発想と資料を説明する力が必要。
現在の学校ワーク暗記型の定期テストとは真逆で、大人が解けば全教科常識を書いたら正解なので簡単。
しかし、生徒達は見た事がない資料ばかりなので知識で解きにいくと混乱します。
普段から問題集ではなく、資料を使った質問形式の授業が必要です。
暗記型で努力タイプの生徒よりも、発想型の能力タイプに有利な問題でした。
麻布学院の考察は以上です。