風呂場で髪を洗う。

さらに金髪度合いが増す😭

そんな自分に恥じ入る😱

昔、塾を立ち上げた頃の私は常に金髪😃

仙台一高や仙台二高や宮城一女は金髪だろうがピアス何連あけようが自由だと、そして結果を出せる人間はどんな髪だろうが服装だろうが人は認めるものだと自ら生徒に体現させようと😁

あの頃は尖ってたなあ😱
今どころじゃないもの😭

近隣塾には全部、塾、生徒、保護者一体となって噛み付きまくったもんです😆

その頃のライバル塾(生徒100人程度の塾)は、2つ以外全部撤退か廃業😝

その2つとは揉めたことがない☺️

気付けば、一年生、たった2名から始めた塾が生徒数100人余裕でこえてます😉

でもその分、自分は歳を重ねました😭
昔は母親の葬式の日だろうが危篤になろうが寝ないで塾には出てました。
胃潰瘍になりまくって、大量吐血して生徒ドン引きしても、それさえ生徒の成績に繋がるチャンスだと思ってたり😆

でも最近は体が耐えきれない。
入院1回目は医者と喧嘩して出てきましたが、2回目は恐怖心が襲ってきて😵

昨年、父親も亡くし、しがらみが無くなると急に寂しくなったり😢

毎年、生徒を自分の子供のように一緒に笑ったり泣いたり、怒ったり悔しがったり。
でも塾の宿命でどんなに愛情を込めても別れる日はくるんですよね😢😢😢

生徒の依存を突き放してあげなきゃならない日が来るんです。
必ず毎年毎年。
思い出が出来る瞬間って呆気ないんです。
昨日まで子供だと思って愛情をかけた生徒を思い出に変えなきゃならない☺️

高校に生徒が入学した瞬間から私はあまり話さなくなります。
本当の親ではないし、ご両親に御返しする時なんですよ。
だから無理矢理、全員を思い出に変えます。
私は彼ら彼女らにとってある時期に一緒に戦っただけの名もなき戦友で十分です😁

寝る前にいつも生徒を思い出します。
唯一思い出の引き出しを開ける時間。

一番悔しいことは、ある入塾前に保護者全員が入塾を反対する生徒を入塾させて、その生徒とある約束をし入塾を認めた後も、彼は自他ともに認める一番怒った生徒。
昔の自分を重ねてました。
彼に私が出来なかった事をやってもらいたい。
必死でした。
彼はずっと定期テストで1位を守り、新みやぎ模試でも県内1位になりました。
そして仙台一高に合格。
小学生で学級崩壊を招いた中心人物だった彼は、その日から私の誇りでした。
過去形なのには理由があります。
彼は東北大学に進学し一番人気の大学院に進みこれからの人間でした。
大学院の研究で大学の研究室に寝泊まりするぐらいやりたい事に没頭し、久しぶりに自宅に帰宅した日、彼は眠ったまま帰らぬ人になりました。
原因不明の突然死だったそうです。

彼の眠るような死に顔を見て、自分の中で大切な何かが壊れてしまいました。
私に出会わなければ。あのままサッカー少年として私立に進学していれは。
次々に自分を責める言葉が浮かんで溜まり浮かんでは溜まり。

それ以来、弱気な自分が顔を出すようになりました。
生徒に微妙な距離をとって深い部分に踏み込まなくなりました。
受験結果もナンバーに20人を出していたのに、それ以来二桁止まり。
当たり前です定員を20人に減らしましたから。
自分に出きる範囲を狭める事で距離をとってしまう自分をカバーしようとしたんです。

それが今年の中3生から定員を25人に戻しました。
何故ならば、昔の自分を取り戻そうとこの2年間あがいて来たからです。
やっと生徒達との距離を縮められて来ました。
そうなった要因は初年度とその次の年に在籍していた生徒達と講師達が私を誘って飲みに連れ出してくれたこと。
昔の自分がどれだけ生徒達と近かったか。
一緒に泣いたり笑ったりしていたか。
彼はが私に延々と話をしてくれたんです。

生徒達の前で亡くなった生徒の話をして私は号泣する事が出来ました。
だって生徒も講師も全員が私と出会って人生が変わり良かったと泣きながら私を励ましてくれたんです。

それ以来、怖いけれど生徒と距離を縮め、やっと昔の自分に近づけた気がします。
だから定員も25名に戻し、亡くなった生徒と向き合っていた頃の他人は外見ではかく結果で認めてくれるものだを取り戻そうと今日、金髪にしました。

恥じ入ったのは金髪にじゃなくて、生徒と距離をとり、世間体を気にして他人とぶつかる事を避けていた自分にです。

私はまだまだ良い仕事が出来るはず。
昔の自分を美化したり卑下するのは今日で終わり。

あの頃の自分を必ず越えて見せる‼️
その合図が金髪です😊

世の人は
我を何とも言わば言え
我が為す事は
我のみぞ知る
坂本龍馬

散りぬべき
時知りてこそ人の世の
花も花なれ
人も人なれ
細川ガラシャ

私が大好きな句です。
対象的なこの2つの句を胸に塾をたち上げました。
また戻ろう。
あの時代に😊
今日は私の復活の日です。
今は1人お祝い中。

明日からまた頑張る。
まだ頑張れる。