『ViTUS』

   邦題『僕のピアノコンチェルト』



オープニングがシューマンのピアノ協奏曲で始まり、そしてエンディングがシューマンのピアノ協奏曲で締めくくられる、天才少年とその祖父の友情を中心としたハートフルなお話、私のお気に入りの映画です。2006年公開のスイス映画。


映画館で観たのではなく、その昔ケーブルTVに加入していた際に映画専門チャンネルで放送された時に初めて観ました。とても気に入ったのでDVDに録画して、古くて粗い画面ですが時折観ていました。自分で録画した古いDVDって、データが飛んでいることがあるので、観れる度にホッとします。



それでもきれいな画像で観たいとずっと思っていて、TVの放送を待っていましたが放送はなかなか無く、DVDで購入しようにもなぜだか中古品でも定価より高い価格設定となっていて、購入を見送っていました。ところが最近安く販売されているのを発見し、即購入。 やった!



届いて(中古品なのでちゃんと観れるかの確認も含めて)すぐに鑑賞。 おねがい 

1年ぶりくらいかな。


何度も観ているのに、天才少年の苦悩(天才は天才で大変だ)と少年と祖父との心温まる繋がりとシューマンのピアノ協奏曲が共鳴して、ラストシーンは実に感動的。音譜 これまで粗い画面でずっと観ていたので、嬉しい 飛び出すハート


シューマンからクララへの愛の詰まったこのピアノ協奏曲も胸に沁みます。 キューン


シューマンピアノ協奏曲 音譜照れ 



主演の男の子はテオ・ゲオルギューくん。実際に第1回「若い人のためのフランツ・リストコンクール」の優勝者であり、吹き替え無しで神童・天才ピアニスト役を演じていました。演技も自然で良かったです。


日本ではこの映画は2007年公開で、その際に来日してピアノを披露された様です。


気になり現在を調べてみました。

役柄でも天才・神童と呼ばれてしまうとその後の人生に影響があったことでしょう。

検索!



テオ・ゲオルギューさん(さすがにもう〝くん〟ではない)


映画公開から18年も経てば大人になりますよね。

現在、ピアニストをされていました。


どんなピアノを弾くのかな…

ピアニストとしての彼のピアノは知りません。


いつか来日されたら聴いてみたいですね。

成長したヴィトスくんとして見てしまうかな。



しかしまたDVDを買ってしまった。スペース無いのに。 凝視


いえいえ、お気に入りだから良いのです! ニコニコ

お安く手に入れられたし。


好きなものを何度も観てしまう習性、古いものを捨てられない習性、どうにかならないかな…(←どうにもなりません) 😵‍💫

と、思うこの頃。