シャルル・リシャール=アムラン
ピアノ・リサイタル
@東京オペラシティ・コンサートホール
シャルル・リシャール=アムランさんのピアノリサイタルは今回で2回目。
ほぼ聴かなかったクラシックを夫が少し聴き始め、誘ったら乗ってくれて夫婦で行った2018年のシャルル・リシャール=アムランさんのオールショパンプログラム。↓
夫が演奏に感動して号泣し、すごく良かったけれども夫にちょっと引いてしまった
思い出深いピアノリサイタル(以前のブログにも書きました)。6年も前なのによく覚えています。
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/031.png)
あれだけ感動していたからと今回誘ってみましたが平日ということでやんわり断られ、無理に誘うのは止めました。
先日スリリングなオールショパールプログラムを聴いてしまったので、夫は少し間を置いたほうがいいのかと。
私は、シャルル・リシャール=アムランさんの演奏をもう一度聴いてみたかったので、チケットを取りました。
シャルル・リシャール=アムランさんは、カナダの方。2015年ショパン国際ピアノコンクールで第2位、クリスティアン・ツィメルマン賞を受賞されました。世界で活躍されていて、今回7(8?)回目の来日。
しかし…
何とまた将棋のタイトル戦と被ってしまいました。![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
第92期 棋聖戦 第1局 ☗☖
コンサートはかなり前に日程が決まり、チケットを取らなくてはなりません。
でも将棋はギリギリになって対戦相手が決まるために、対局の日程も割とギリギリに決まります。
被ってしまったのは仕方ありません。
これからはチケット取り、考えてやらなければ。 ![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
家を出るギリギリまで家事をしながら将棋中継、移動中は私は観ませんが、オペラシティに到着してスマホを開くと最終盤。 ![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/032.png)
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/032.png)
開演前に終局となりました。よかった!
これでモヤモヤ無く、リサイタルに集中できます。
(何をやっているんでしょうか…☗☖) 😵💫
【本日のプログラム】
モーツァルト
ロンド ニ長調 K.485
ロンド イ短調 K.511
ロンド ヘ長調 K.494
ベートーヴェン
ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2 「月光」
ショパン
演奏会用アレグロ イ長調 op.46
ワルツ集
ワルツ第14番 ホ短調 op.posth
ワルツ第3番 イ短調 op.34-2
ワルツ第4番 ヘ長調 Op.34-3「華麗なるワルツ」
ワルツ第12番 ヘ短調 op.70-2
ワルツ第6番 変ニ長調 op.64-1「小犬のワルツ」
ワルツ第7番 嬰ハ短調 op.64-2
ワルツ第8番 変イ長調 op.64-3
ワルツ第5番 変イ長調 op.42
ピアノはYAMAHAでした。 ![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
音が煌びやかで音色が豊か。💫あちらこちらに(即興かどうかはわからないけど)装飾音が散りばめられて、華やかに。
華美にしすぎるのもいけないし、モーツァルトは弾き手には難しい作曲家だと感じます。
![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
ベートーヴェン
ソナタ「月光」
第1楽章 〇〇の一つ覚えのように、静かに波打つ湖面に映る揺れ動く「月」をいつもイメージしながら聴きます。まさにその感覚。沁み入る。
第3楽章 楽章ごとに切れ目はなくさっと導入。疾風の如く駆け抜ける第3楽章。強弱のメリハリがはっきりしていて、グイグイ惹きつけられます。
👏👏👏👏👏 前半終了
どっしりとした体格、優しい笑みでお辞儀。
前半終了後なのにカーテンコール3回もありました。まさかの3回目は「また出てきてくれた!」とさらに大きな拍手。
お人柄が伺えます。
ショパン
演奏会用アレグロ
華麗でスケールの大きな演奏に引き込まれます。そして繊細な部分も1音1音を大切にされていて、それが伝わってきます。素敵だ!
ワルツ
CDではいつも順番に聴いてしまうワルツ。
シャルル・リシャール=アムランさんのこだわりの曲順で、プログラムには調の流れの美しさを配慮した曲順と書かれています。
ワルツの中でも有名な曲が多く、どの曲も楽しめました。私の好きな曲ばかりのチョイスです。大好きな第5番で締めくくられました。
👏👏👏👏👏👏
アンコール
私の大好きなブラームスの6つの小品op.118-2
を聴けて幸せ ❤️ この曲聴くと泣きそうになります。
アンコールの最後にこれ持ってくる?と、グラナドスの演奏会用アレグロが終わった後はボルテージバク上がりで拍手が鳴り止みませんでした。
終了後はCDを購入された方対象にサイン会
シャルル・リシャール=アムランさん、演奏もお人柄も、とても惹かれるものがありました。また聴きたいと思うピアニストさんです。
素晴らしい演奏をありがとうございました。
✨✨✨✨✨✨