サントリーホールのモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団 第2夜(←勝手に)
昨日の余韻がまだ残っています。
大感激でした。 
サントリーホールの2夜連続は初めてのこと。
この上ない贅沢。
(しかし、体力的にきつい)
ドビッシー
牧神の午後への前奏曲
ラヴェル
ピアノ協奏曲 ト短調
ピアノ:藤田真央
第1楽章:アレグレメンテ
第2楽章:アダージョ・アッサイ
第3楽章:プレスト
サン=サーンス
交響曲第3番 ハ短調 Op.78,R.176「オルガン付」
オルガン:室住素子
第1楽章:アダージョ〜アレグロ・モデラート〜ポーコ・アダージョ
第2楽章:アレグロ・モデラート〜マエストーソ〜アレグロ
【開場】
18:20 今日は開場とともに入場
実はお目当てが。
サントリーホールグッズ新作のスマホスタンドです。お知らせを見て知りました。
3種類(ピアノ・オルガン・ヴァイオリン)あり、どれにしようか迷いましたが、結局ピアノに決定。
ひのき！木目調！素敵です。✨✨
ショップでお買い物を終えて着席。
18:45頃
埋まっている席は半分ほど、まだぞろぞろ入場してくる方がいる中、山田和樹さんがマイクを持って登場。
昨日に続きプレトークありです。
初めに「今日はここでの真央くんの登場はないです」。少し残念と思ったところ「その代わりアンコールは2曲あります」の告知に👏👏👏
ラヴェルのピアノ協奏曲は少し短いから、アンコールが2曲だったりしてと、もしかしての期待があったので ＼(^o^)／
「真央くんは実はラヴェルのピアノ協奏曲は初演なので緊張しているらしいらしいです」とこのこと。真央さんのYou Tubeの告知で初めてとは知っていましたが、改めて聞くと本当に意外です。しかも今日なんて！
山田さんからモナコのお国のお話と、配布されたプログラムの中にある山田和樹指揮『サン=サーンス:歌劇《デジャニール(全曲)》』の世界初録音のCDのお知らせがありました。「これが評判いいんですよ」とおっしゃる山田和樹さん、拍手と笑いがおきます。
そして本日のプログラムについてのお話し。
オールフランス🇫🇷プログラム
こんな風に指揮者が自ら公演前にプログラムについてお話ししてくださるなんて、とてもありがたいことです。
さて
【開演】
ドビッシー:牧神の午後への前奏曲
フルートやハープが美しく、それを柔らか〜い弦楽器が支えるイメージ
「ざ・ドビッシー」という感じの曲。
夢心地になります。
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
真央さん初演のラヴェルピアノ協奏曲 🎹
いつもより少し緊張しているのかな？
こちらまで緊張してしまいます。
パン！で始まりました。
第2楽章:ふわ〜っとゆったりと。美しいです。
第3楽章:進むに連れ徐々にボルテージが上がり、エンディング近くで山田さんが指揮台からから降りて第1バイオリンの前に立って更に力がこもる指揮。え〜 
ますます盛り上がります。
演奏が終わり、真央さんは山田さんとハグ、頭を撫でられています。親子だ。
私はすごく良かったと思います。
初演ですし、真央さんですからこれから何度か重ねるうちに自分のものになさっていくのでは。
とにかく真央さんのラヴェルのピアノ協奏曲の初演に立ち会えて幸せです。✨✨✨
【ソリストアンコール】
矢代秋雄 夢の船 山田和樹と共に
矢代秋雄 24のプレリュードより第9番
2楽章で構成された曲
どちらの楽章もオルガンの登場でがらりと「荘厳」になります。
山田さんの指揮とオケの迫力にグイグイと圧倒されていきます。
演奏が終わるとフライングの拍手はなく、しばらくホール全体が静寂に包まれます。
山田さんが動くと割れんばかりの拍手が。
👏👏👏 鳴り止みません。
すごい感動 ✨✨✨
各パートの首席、各パートごとに拍手、
ブラボー 🎉
アンコールは2曲ありました。
2曲目は昨日と同じ「アルルの女」
最後に山田さんがフィナーレにくるりと観客席に向かって拍手を促します。
またまた大盛り上がり 🎉
👏👏👏👏👏
何度かのカーテンコールの後に1度皆さん退場。
昨日のことを知ってか席を離れず拍手を続ける方がたくさんいます。
着替えられた山田さんと楽団の方が再び登場。
何度もご挨拶をされます。
すっかり山田和樹さんに魅了されてしまいました。
濃密な2日間。
月火という週始めのホール連投のスケジュール。(将棋もありました…
)
この2日間は本当に幸せ
で、体は疲れ切りましたが心は満たされて、よ～し仕事も家事も頑張ろう！とエネルギーをいただけた2日間でした。
素晴らしい演奏をありがとうございました。✨✨✨✨✨
これからこの公演を聴ける方が羨ましいです。