第82期 名人戦 第3局
羽田空港で初めて行われる対局です。☗☖

第82期名人戦は第1局、第2局と素晴らしい対局でした。おねがい
終局後は、対局の凄まじさに私はヘロヘロ脱力状態。😵‍💫


藤井名人は、叡王戦で伊藤七段に連敗してしまい調子が気になります。藤井名人が先手だった第3局は藤井名人がやや優勢のまま終盤になり、時間が少なくなる中での藤井名人のミスを伊藤七段が見逃さずに押し切り勝利しました。負けを察した際に扇子を落としてしまうという藤井名人の落胆ぶりには驚きでした。びっくり 

気を取り直しての名人戦 第3局 💥
 
1日目
藤井名人の先手で対局開始


豊島九段、角道を閉ざします。
振り飛車ではなさそうです。


この日は私はお仕事。
チラ見で進行を見守りますが…
途中、Abemaの表示がおかしくなります。


手番がどちらからわからない
何手目かもわからない
消費時間、考慮時間、わからない 
評価値もわからない
もちろん候補手もわからない

???

表示がないと全くわからない自分が悲しいです。いつもどれだけ表示に頼っているのでしょうか。だめですね〜。

表示のない間は動いておらず、豊島九段が長考中でした。かなりの長考。
長考の後に指された4一玉があまり良くなかったようです。


すると藤井名人の右の銀がスルスル上がっていきます。
まさか「棒銀」?
全くの将棋の初心者だった私が息子から1番始めに教わった戦法。加藤一二三さんが得意としていたとか。最近の対局では全く見たことがありません。藤井名人の棒銀! レア?
気付けば1五に銀がいます。


途中しばらく見れませんでしたが、豊島九段は大分長考されたようですね。表示が戻り残り時間の違いに驚きました。


棒銀が成功のようですね。


封じ手の時刻となりましたが、藤井名人しばらく考えます。午後7時近くにようやく45手目を藤井名人が封じました。


2日目
封じ手開封 ベストの1六角でした。


藤井名人が徐々にリードを広げていきます。


龍を作ることに成功し、

龍を2六に引きます。これが後に大活躍することになりました。引き場所を確実に指せるのはさすが名人です。


豊島九段の9五角打ちを避けるための絶妙なタイミングでの9六歩

からの1六にいた角の3八への引き


藤井名人のリードが表示以上に見えてきます。
存在感を放つ龍と角

鋭い指し回しで飛車を追い詰め



王手をかけられても


時間に余裕があり、夕食休憩を挟んで考えて
同桂とせずに6八にかわします。


豊島九段が夕食休憩後対局再開時に羽織を既に纏っていらして、投了近い事を覚悟しているのかなと胸が苦しくなりました。


王手をかわし
藤井名人の95手目、攻めのターンが来ました。
2四歩と指したところで


豊島九段の投了となりました。



藤井名人の強さに豊島九段が苦しい一方的な第3局となりました。
藤井名人は、防衛に王手をかけました。

このお2人の対局、大好きなのです。
第4局、熱戦を期待しております。


この2日間、四段になったばかりの棋士の方のフレッシュな解説がありました。
お2人ともに初解説とは思えない落ち着いたお話しぶりでした。👏👏👏




山川四段と高橋四段

高橋四段は藤井名人のデビュー戦の藤井四段対加藤一二三九段(当時)の記録係を行っていたそうで、有名な昼食休憩中に加藤九段が指してしまったエピソードを披露してくださいました。大慌てだったそうです。🤭 
モノマネも良かったですよ!

これからプロとして初めての対局があるそうで、ご活躍を期待しています。


第4局は土日開催。
ガッツリ観れそうです。
(また将棋〜と家族から苦情が出そう…)
楽しみです ✨✨✨