先週末、さくらを見に行こうと目黒川に行きました。開花宣言があったばかりだったけど、初夏の気候にさくらがすっかり目覚めていると思い、行ってみたら…




固く閉ざされたつぼみ。

今年は冬が暖かすぎたために、休眠打破が起きずに桜の開花が遅れているというお話し。
しかも、今年は満開にならないかも、とまで。
遅れた花が咲く前に先に咲いた花が散ってしまう可能性があるとのこと。

私は春を告げる桜を毎年心待ちにしています。
家の近くに桜並木があるので、つぼみを毎日観察し、いつ咲くかを膨らみつつあるつぼみとともに期待も膨らませるのです。

桜も地球温暖化に警鐘を鳴らしているのでしょうか。
日本中の桜の木は老木で、いつまで咲くのかわからないのです。
桜の木が咲くのが当たり前のことではなくなるかもしれません。
私の生きているうちは、ずっと咲き続けていて欲しいと願います。🙏


本日、再び目黒川へ。
昨日のニュースでだいぶ開花したと報じられていました。

薄曇り 花曇り


思ったほど咲いていません。



ところどころでは可愛らしく咲いていました。






さくらを愛でる。

【愛でる】
愛して大切にする。
珍重し賞美する。
と、家にある古い国語辞典にあります。

「舟を編む」を再読してから言葉について考えるようになりました。目


観光スポットとなってしまった目黒川。
日本語ではない会話があちこちから聞こえてきます。

平日で混雑していない時間帯を選びましたが、満開を見られるのは混雑する今週末かもしれません。


ゆっくりと散歩しながら、さくらを珍重し賞美したのでした。🌸