はじめの一本 | 読み捨てられたチラシの裏

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とりあえずはじめてみました。

高校1年の春にバイトの初給料をつぎ込んだ1本。


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1988年製(Neck dateより)FenderJAPANのプレシジョンベースです。

当時の私にとって楽器はとても高い買い物でして、当初はYAMAHA、Greco、FERNANDESあたりの中古からとも考えてはいたのですが、永野護氏のコミック”フール・フォー・ザ・シティ”の作中で主人公のラッセルが初めて触るベースとして薦められていたシーンを鵜呑みにし購入したものです。
(”フール・フォー・ザ・シティ”のコラムでは前出のGibson Victory Artist Bass が紹介されており、20年近くVictoryを探すきっかけともなりました。)

さすがに当時でも30万以上していたU.S.A.製など手にすることができるはずもなくFenderJAPANのPB57-STDを新大久保のクロサワ楽器 にて新品(5万5千円)で入手。
サンバーストがオヤジ臭いと感じていた当時いかにもロックぽいブラックを選択。
今となっては5千円高くてもサンバーストにしときゃよかったとかちょっと後悔気味...

高校卒業後は触れる機会も減り十数年後に”発掘”された際にはメタルパーツはくすみどころか錆が浮きかけており、ホワイト1Pのピックガードは色も焼けて見るも無惨な状態に...
売却したところで値段がつかないであろうことからレストアに方針転換し、メタルパーツとビスを年式によって仕様が異なるジョイントプレートを除きすべて現行FenderJAPANのものに置き換え、ピックガードはブラック3Pへ交換し塗装面はひたすらポリッシュで磨くことで見た目は復活。

しかしナットが割れており弾くたびに弦が脱落する状態だったのとネックが反っていたためリペアに出すことに...
幸いにして近所にリペアショップ があることが判明しなんとかプレイヤーズコンディションまで回復。
ところが一方、奏者の方は十数年ぶりのためもはやベーシストとは名乗れないほど腕が錆び付き、一からやり直しとなった訳です。

数ヶ月後にGibson Victory Artist Bassを手にした時に感じたのが、Fender製品の弾きやすさとシンプル故かまさにエレキベースの音という最初の1本目にふさわしいものだったということ。
しばらくはこのまま使い、折りを見て電装系の手直しをしたいと思う。