飲料水補充のバイトは1回やっただけでそれ以後は行ってない。(^_^;)
思ったより大変な仕事だったが、あれは初めてだからで慣れてしまえば案外どうってことない仕事なのかも知れない。飲物の種類を覚えて置き場所が頭に入ってしまえば考えなくても手が自然に動くだろう、
ただ、時給が950円と若干安いのと、事業所が我家からかなり遠くて乗り継ぎもあって大変なのがネックであった・・・・具体的に言えば大森海岸駅なのだが、始まりが早いのでかなりの早朝出勤になるから敬遠してしまった。もう少し近い所だったら続けていたかも知れない。(何しろそのバイトの場合は交通費出ないからね)
けっして割の良いバイトではないが、今まで何気なく飲んでいた缶コーヒーが当り前のように自販機で売られている事の凄さ、陰で実はこんなに大変な労働をしている人達がいるんだというのを知っただけでも得した気持ちになる。缶コーヒーの味もちょっとだけ変わろうってものだ。(°∀°)b
工場で作って、配送されて、それをまたこのような業者が自販機につ補充して、冷やしたり温めたりして大体120円だと思うとこの価格は案外安いなと思ってしまう。ひいては100円ローソンがどのくらい凄い価格破壊しているのかってのも実感として良く分かる。
こういう事を一つ一つ実感出来ると云うのはお金に換算できないけれど私の財産なんじゃないかなと思っている。
私の本業は今傾いているんだけれども(^▽^;)
私自身は会社へ行くと大した仕事はやっていないのにそれなりの給料を頂いている。以前と比べるとガックリ収入が下がってしまったのだが、それでもバイトに比べれば格段に待遇は良い。
何だか生温い状態のまま朽ちて行くようで堪らないのである。( ゜∋゜)
この状態を何かに例えると、太平の世がずっと続いた江戸時代、もはや用無しになった戦闘員である武士達が、一部を除いてはみんな暇を持て余し、ワークシェアリングして交代で城に出仕したりして、ジリ貧になっていくのを待っているようなものである。
ちょっと話が飛躍したけど ( ̄∇ ̄+)
ここで一冊のマンガを紹介したい、
『耳かきお蝶』(全4巻 湯浅ヒトシ作・双葉社)である。これは、お蝶という耳かきを生業にしている娘がおり、このお蝶は名人でどのくらいの腕かと云えば、ねじ曲がったヤクザのゴロツキもお蝶に耳掃除してもらうとあまりの気持ち良さに改心して真人間なってしまう、死にそうな老人が生き返る、家にとり憑いた悪霊すら即座に成仏するくらいの凄腕!!(-^□^-)
ま、主人公お蝶さんは置いて於いて・・・・
その脇役に日向翔之進高成(ひゅうがしょうのしんたかなり)という食詰め浪人が出てくる。
この人、元は立派な武士で腕も相当立つのだが、殿の逆鱗に触れ改易の身となり、江戸へ流れてきたが、頭に乗せた一子蘭丸の為にその日からせっせと働きまくる。
その働きぶりたるや、朝はシジミの行商で、昼は楊枝削りにマキ割り、夜は二八そば売り、日によっては一日中河岸の荷役・・・・それだけではない、
棒手振りで金魚や絵馬を売ったり、花見になれば団子売り、夏の花火には船で食べ物を売ったり、駕籠かきやったりとにかく働くのである。
まさに牛馬のように働いて、米つきバッタのように働いて、顔色一つ変えずに飄々と暮らしている。
これは本編に無いストーリーだが、彼が労働を始めたのは生きるたつきに過ぎなかったであろうが、武士時代あまりに働かなかった反動から、働いて稼ぐ面白さに目覚めてしまったんだろうと思う。
私はこのマンガを読んでなんだかとても勇気を貰ったような気がした。
人間働いていれば怖いものなどない、
元の身分だって関係ない、彼は貪欲に働くことによって光明をみだしたのである。
働くって素晴らしく、尊いことだと思う。(°∀°)b
機会があったら『耳かきお蝶』読んでみていただきたい。
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