2年前、電車内で女子高生に痴漢行為を働いていたとされ、
1審で懲役1年4ヶ月の実刑判決を受けていた23歳の男性に
2審の東京高裁で逆転無罪の判決が出された。

この事件が「冤罪」(えんざい)」だということがわかった。

先日の足利事件をきっかけに
冤罪についてマスコミでもとりあげられている。

こういう冤罪(でっち上げ)の恐ろしさは、
全く無実の人が、
ある日突然、警察などによって犯人にされ逮捕され、無実の罪を着せられることだ。

そうした不当逮捕で、一度逮捕されると、
その後の人生を大きく狂わされることになる。

昨夜、日本テレビで放送された「サプライズ」という番組のなかで、
かつて痴漢の冤罪の被害者になった男性が生出演して、
警察らへの怒りを口にしていた。

その番組のなかで、
痴漢などによる冤罪は、
何の証拠もないのに、
被害女性の証言を検察側が信じ込み、
容疑者を追いつめて「白状」(自白)させることが多いという。

また、番組でVTR出演していた弁護士によると、
もし、自分が犯人にされそうなときは、
まず、「自分は関係ない」とその場から立ち去ることが
冤罪に巻き込まれるのを防ぐのに効果的だという。

この時点ではまだ「任意同行」の段階だから
警察などについていく必要はない。
行った時点から、すでに犯人扱いされて、
「話せば分かる」は全く通用しないという。

しかも、いったん犯人にされると、
ほとんどの場合で有罪にされるという。

あってほしくないことだが、
いや、あってはならないことだが、
我々も、いつどこかで、
それに巻き込まれないとも限らない。

いざというときのために、
そういうことも頭の片隅に置いておかなくては
ならないと思った。