価値観の形成において、
自身の元々持つ気質、育った環境、これまでの経験や
現在置かれている環境、状況が影響する。
自分の場合は、自分自身が経験したものからの影響が強いので、
あまり他者からの影響を受けない傾向にある。
極端に悪くいえば、頑固なのかもしれないけど
年齢、環境、立場と生きている中で変化していくその時の自分のものなので
変わらない、でも、変えない、でもないので
あまり影響を受けない、は悪い方ではなく、
自分をブレずに持てている、ことと思っている。
人によっては、周りの人にすぐ影響を受けて
コロコロと価値観が変わる人もいる。
それも考えようによっては柔軟であり、素直なのかもしれないけど、
短期間でコロっと変わっているとかをみると
その価値観に自分の考えがないんだとわかるのは、どうなんだろうか・・・
とも思う。
往々にして、そういう人の話を聞くと
誰から影響を受けているのかわかるんだよな。
すごく衝撃を受ける体験をして、ガラっと価値観が変わる、
そんなことは人生において確かにある。
それは私も経験がる。
だから価値観の変化は、自分自身の変化、人生の変化である
大きなことのように思う。
固執した価値観は自分の為にならないこともあるので
その時々で見直すことは大事だ。
きっと生きていると、様々な岐路は誰にだってある。
その時に自分と向き合うかどうか。
コロコロと価値観が、他者に影響されて変化しやすい人は
自分をみる、ことをせず、他人を通しての自分をみているのかもしれないし、
ただ単に、マジョリティ=正しい、良い、という考えでいるからかもしれない。
いくら凄い偉人がいたとして、その人の価値観も素晴らしいとしよう、
それをそのまま自分の価値観として持つ、のと
自分が実際問題、自分の価値観として持てるかどうか、というのは
全く同じではない。
自分自身が培ってきた中で得た価値観というものは
リアルだし、今の自分、として持てるものだと思う。
アクセサリーみたいに簡単に付け替えられるものではないのだから。