フェデラーの元にウインブルドンのカップが戻ってきました。
やはり彼にはこのカップがよく似合う。(涙)
本当におめでとう。

 

 

 


正直、決勝に内容求めるなら物足りなかった。
フェデラーが強すぎて、

途中から観客が「もっと試合見たいんだ!!」でチリッチの応援に廻ってしまったんだからね。

あのフェデラー大好きなセンターコートの観客が。(苦笑)


でも、試合後の彼の涙見て、
そして1日経ってあらためて思ったよ。
そんなことは見る方の勝手な押し付けだなって。(反省。苦笑)





思い出してみれば、

フェデラーが4大大会勝てなくなった頃から、
私はずっと彼が口にするかもしれなかった「引退」の言葉に怯えてた。
このブログでも「(ナダル共々)覚悟しないといけないのか」なんて何度か書いたものね。(-_-;)


そして彼がプレースタイル変えてより攻撃的スタイルになってまたランク上位に返って来てくれてからも、
2年連続でサイボーグジョコビッチの高い壁に阻まれ。
 

あれは一ファンの私でさえ、
この強さでもジョコに勝てないのかと何度も心が折られたし。(-_-;)


で、去年の怪我から休養の流れ。

怪我が癒えてフェデラーがコートに戻って来てくれてからは、
もう願うのは、

「フェデラーの好きなようにやって欲しい。スポンサーの事情とかいろいろあっても、自分のやりたいこと最優先にして欲しい」という、(今思えば勝てなくなって引退間近の選手に向けての願いなんですが。苦笑)
そんなことばっかり。




でも今年のフェデラーは私の思っていたことの遥か斜め上超えていってるわけで。(苦笑)

半年休養して戻って来たらグランドスラムタイトル2つダッシュって、

おーい。(苦笑)

ちゃんと全仏スキップとか、
36歳になる身体と相談して出来ることはしっかりやって、
そしてとうとう、

今年狙い定めてたウインブルドンのタイトル取り戻してみせるというね。
しかも全盛時(いや、彼の場合いったいいつが全盛時?かもしれないけど)にさえ出来なかった、

全試合ストレー勝ちという圧倒的強さで!!





いったいなんなんだ、彼は。
もう言葉にしようがないじゃないか、本当に。(苦笑)

彼はなかなか表に出さないけど、
裏でどれほどハードなトレーニングしているのか。(感嘆)

そしてそれが出来るのは、彼がずっとテニスを愛しモチベーション保ち続けているからに違いないけれど、

今年のこの流れにしみじみと、
テニスの本当に神様に愛されている人だ、ともあらためて思わされたりもして。



彼見てるとテニスってめっちゃ簡単に見えちゃうから。

罪~。(苦笑)

彼、体力的な面は衰えても、それ以外の面がどんどん進化してね?

今や苦手(あくまで彼比)だったバックハンドさえ武器になったぞ。
今は試合見てると「技のデパート」って言いたくもなってしまうしさ。(苦笑)
 

おまけに彼には圧倒的な経験の蓄積があるわけで。

20代の彼は「一番強い選手」だったけど、今の彼は間違いなく「一番巧くて凄い選手」だよ。





この先彼がいつキャリアを終わる決断をするかはわからない。
もしかしたら「もう一度世界ランク1位になってから!!」とか凄いこと思ってるのかもしれないけど(笑)、
とにかく「来年も戻ってくる」って言ってくれたし、
フェデラーファンとして、

もうしばらく幸せでいられそう。
本当にありがたい。(涙)


しかし今年になってのフェデナダの強さは、
若手選手達にとってはたまったもんじゃないかもしれないけど(苦笑)、
やっぱこの強い彼ら越えてこそ意味があるってもんだ。
かつてフェデラーがサンプラス超えたようにさ。


そういう意味では決勝のチリッチは、
体調面もだけど、心の面が「まだ勝つのは早い」と見せつけられた試合じゃなかったかな。

正直このタイトルって、誤解恐れずに書けば、
4大大会でも優勝者にもっとも「格」が必要だと思うから。

だからそういう意味でも、
チリッチもいつかこのタイトルが似合う選手になろう。





余談。

14年15年の私に「17年にまたタイトル取るんだよ!!」って言って信じるんだろうか。
いや、信じないな。(苦笑)


あと私は「フェデラーおじさん」って言われ方全然嫌じゃない。
だいたい彼ぐらい世界中にファンがいる人いないんだからね。
日本だって一般なら錦織くんだろうけど、テニスファンに聞けば彼に張るぐらいフェデラーファン多いし。
これは、そういうテニス好き達が彼の凄さに最大級の敬意とかいっぱい込めての愛称だと思ってますよ。

 

それよか、

日本の馬鹿マスコミがもう少し彼の偉大さ認識して報道するようになればいいんだけど。

今や「歴代テニス界最高の選手」どころか、

競技の枠超えて「歴代最高のスポーツ選手の1人」と評されてるというのにねえ。(ため息)