毎日のようにソチオリンピックの代表選手が決まってますね。
昨日はスキー競技の１部が発表。
純ジャンプ代表には、
高梨選手他、7名が選出されてました。
で、ずっと気になってたんですが、
オリンピックで高梨さんの最大のライバルになるはずのアメリカのサラ・ヘンドリクソン選手は今怪我？
今年Ｗ杯転戦してないようなんですがどんな状態なんですかね。
マスコミさんその辺り何で伝えないのよ。
そりゃね、高梨さんがこんなに勝ってるのは、
オリンピック前としては最高の展開でしょうよ。
景気いい話題ですよ。
でも彼女自身も「サラ選手がいないから」って言ってるわけで、
去年のＷ杯チャンピオンの動向がまったく報道されなくて、
それで「金メダル確実！！」ってやっちゃうのはいかがなものかと思いますが。
なんだか前々回大会の、
「スノボ勢金メダル確実！」報道が思い出されてしようがない。
スノボの超一流どころの主戦場がＷ杯じゃなくＸゲームなの無視しまくって（もしくはあえて報道しないで）、
大会になったら日本勢が手も足も出なかったというのがね。
ショーンホワイトなんて、少しでもスノボを知っていれば、
いかに特別なカリスマなのか、誰でもわかってたのにね。
だからね、
日本のマスコミさん手抜してないで、
ちゃんと｢ライバル」にも取材に行ってくださいな。
あれだけ（誰が望んでるのか知らないけど）
某キム○ナ選手のことなんかはうんざりするほど時間取って詳しく伝えてるんだから。
あと葛西さんの7回目のオリンピックは凄いの一言。
体力的にもモチベーション的にも。
私、彼を見るたびに、
「小骨がのどに引っかかってる」状態になってしまうんですよ・・・・。
最初に彼を注目株として認識したのは彼が17歳でしたかね。
正直な感想を書けば、
才能だけなら彼は日本の歴代ジャンパーでもナンバー１だと思う。
でもこのジャンプ競技はとにかく天候（風）に左右されるから。
彼は悲しいかな｢運」に恵まれるタイプの選手ではなかった。
一応今のルールでは、
飛ぶのに不利な追風に当たってしまった選手がフォローされるようになってはいるんですがね。
（たぶんオリンピック前にあちこちで今のルール説明があると思います。慣れるまで相当難しいけど。苦笑）
原田さんがリレハメルの銀の借りを長野の金で返せたのはよく知られてるけど（岡部さんも同様。ソチ代表はほんとに残念でしたが）、
あの時のメンバーだった葛西さんが長野では団体のメンバーから外れてしまっていたのを知っている人はどれぐらいいるのだろう。
（団体戦は調子の良い4人が選ばれる）
団体の金メダルを何とも言えない複雑な気分で受け止めていたであろう彼のことを。
あれからもう20年近く経ったけれど、
私はいつも長野の栄光のシーンになると、セットのように現役で飛び続けている彼の姿が思い出されます。
彼はご家族が大病になったりお宅が火事にあってしまったり、
競技以外でも大変な出来事に遭われてしまってるけど、
その全てを受け止めて、
今も「オリンピックの金メダル」を追い求めている。
今シーズンはＷ杯で表彰台にあがり、
日本人選手の中でＷランク最高位につけていますし！！
少しでも彼の納得出来る結果になるように願ってます。
それから10代から将来の日本の純ジャンプ界を背負っていくと期待されていた渡瀬選手、
31歳になってやっとやっとオリンピック代表に手が届きました。
こういうのは嬉しいものですね。
高梨選手ばかり注目されてるけど、
男子は皆力があります。
個人戦もだけど、きっと団体戦もいい勝負が出来ますよ！
あ、最後にこれも書いておきます。
すっかり｢ベテラン」の位置付けなんですが、
オリンピックイヤーに見事に調子を合せてくるシモン・アマン（オリンピック金メダルコレクター。笑）
にも大注目だな～。