昨日行われた織田記念陸上男子100Mで現役高校生が10秒フラットのタイムを叩き出しました。
観客もタイムを見てどよめいてましたが、いや~速かったですね。
凄かった。
録画しておいてよかった。(笑)
この10秒フラットで走った桐生くんは陸上界ではとても期待されている選手。
順調に育ってます。良いね。
これぐらいのタイムがコンスタントに出るようになるともっと良いね!
でも出来るなら「9.99」であってほしかった。
だってこれから彼の周り激変するでしょうから。(苦笑)
期待も(マスコミ等の)煩わしさも段違いになる。
これからは陸上関係者やコアなファンだけじゃなく、無遠慮なマスコミや世間の関心がついてまわるようになる。
今まではある意味気楽に走れていたけど、
これからは走るたびに注目されいいところを見せようとして力んでしまうかもしれない。
どうか私のこんな心配を吹き飛ばせるぐらい規格外の選手であってください。
でも私は昔から広く浅くスポーツが好きなので、
今の日本記録、伊東浩司さんが10秒フラットで走ったレースも見てたんですよ。
だから昨日は昔のレースを思い出しましてね~。
確かあの時はいったん電光掲示が9.99で止まって。
興奮度MAXになって、公式タイムで10秒になって「あああああ・・・・」ってなったはず。(笑)
伊東浩司さんの忍者のような独特なしなやかな走りとかもいろいろ思い出しました。
あと実は私がこの大会録画してたのは2位になった山縣くん目当てだったんですが、
決勝は胸の差で負けてしまったけど、
予戦からなかなかいいタイムで走っていて安心&感心しました。
私は昔から「プレッシャーに強い選手」に惹かれる傾向があって。
だから多くの選手がプレッシャーで力を発揮できなかったロンドン五輪本番で、
10秒07の自己ベストタイムを叩き出し、終始素晴らしい走りをしていた山縣くんが一押しなのですね。
で、今大会は桐生くんに負けてしまったけど、
彼もシーズン序盤にしては予戦も10秒16、決勝10秒04(追い風参考だけど)と好タイムで走れていたし、
とても良い大会になったのでは。
きっとこの先マスコミに注目はひたすら桐生くんに向くでしょうが、
正直先に10秒切れるのは、コンスタントに10秒0台で走る力がある山縣くんのような気がしないでもない。
まあどちらが先でも、
競泳の自由型男子100M(長い間50秒切れなかったのに1人が切れたら立て続けて複数の選手が50秒を切った)と同様、1人が10秒切れたら必ず後に続く選手が出ると思うので、
これからの彼らの走りを楽しみにしたいと思います。
でもあらためて日本人が9秒台で走ったらロマンだね~。
あと男子やり投げ村上さんは相当調子良さそうでした。
世陸まで調子を維持できるといいな。