KQエンターテイメントは「学んだ変態」だ

 


 

 



　※以下、翻訳原文のまま抜粋

BTSが見せた中小の奇跡以来久しぶりに中小の希望が登場した。2018年にデビューしたエイティズは、カスケード成長の末に'ビルボード200'チャート1位に上がり、資本力が重要になったK-ポップ産業で依然として'アーティスト'が希望であることを証明した。4月にはK-POPボーイズグループの中で初めて米国最大の音楽祭「コッチェラバレーミュージック＆アーツフェスティバル」の舞台に立つ。

これまで'ビルボード200'で1位を占めたK-ポップグループはBTS、スーパーエム、ストレイキッズ、ブラックピンク、トゥモローバイトゥゲザー、ニュージンスに続きエイティズが7番目だ。大変な成果であるが、最初ではないエイティズの1位のニュースを各放送会社のニュースで扱った理由は、BTS以後数年ぶりに「蒸した」中小企画会社から出てきた1位だからだ。エイティズが所属するKQエンターテインメントは、ブロックビーのマネジメントを担当するが、自ら企画でローンチしたアイドルはエイティズが初めてだ。オーディションも、練習生もなかった職員10人余りの小さな会社にエイティズ・キャプテン（リーダー）ホン・ジュンがミックステープを送りながらチームが建てられた。

中小の奇跡は容易ではない。韓国音楽コンテンツ協会が運営するサークルチャートによると、2023年1週目から50週目まで歌手別累積アルバム販売量集計結果トップ15位に入ったアーティストのうちSMエンターテイメント、ハイブ、JYPエンターテイメント所属ではない場合は7位アイブ（スターシップエンターテイメント）と8位ゼロベースウォン（ウェイクワン）、10位エイティズセットだ。このうちゼロベースウォンはエムネットオーディションプログラム「ボーイズプラネット」を通じて誕生したスーパー新人で例外に近く、2008年設立されたスターシップは2013年カカオエンターテイメントに買収された。2021年にデビューしたアイブは厳密に言えば、スターシップの企画力量とカカオエンターテイメントの支援が合わさった結果と見られる。

アーティストの育成に投入される資本の規模が大きくなり、小規模芸能企画会社はドアを閉めるか、大型企画会社傘下のラベルに入る傾向だ。ビッグヒットで始まり、ハイブラは巨大恐竜を育てたバン・シヒョクハイブ理事会議長は昨年「K-ポップの未来」をテーマにした観訓フォーラムで規模の経済と人の重要性を強調した。グローバル流通会社を相手に交渉力を育て、スーパーIPを持続的に排出して、アーティスト育成システムを整えるためには資本力が必要だという説明だった。その解決策として「別にまた一緒に」力を集めるマルチラベル体制を提示した。

それなら、エイティズはどのように限界を越えて世界二大チャート最上位圏に安着したのだろうか。歯がなければ歯ぐきだった。KQエンターテイメントはそれなりの方法で規模を育てていった。いったんエイティズメンバーらが練習生の身分だった2017年11月ソニーミュージックエンターテイメントと持分投資による戦略的パートナーシップ契約を締結した。以後初のミニアルバムでビルボードワールドアルバムチャート12位に上がるなど海外で注目されるデビュー100日ぶりに電撃北米とヨーロッパ、オーストラリアなど合計12カ国17都市を回るワールドツアーを進行した。普通アイドルグループは国内人気をもとにアジア、北米、ヨーロッパ順に海外に進出する。海外パイを狙って結成したグループではなく、エイティズとしては冒険を選んだわけだ。2022年にはコロナ19で演技したツアーを再開し、上半期と下半期それぞれ異なるタイトルとセットリストで「1年2ツアー」を行った。特に昨年7月には第4世代アイドルグループで初めてサウジアラビアでも単独公演を開催した。KQエンターテイメントは中東市場を攻略する理由について「他の国に比べて相対的にKポップに保守的な市場だが、音楽はみんなが楽しめる共通の文化だから障壁がないと思う」とし「公演当時現地ファンたち爆発的な反応を通じて徐々に広がる市場に対する可能性を見た」と説明した。

ただ、五大陸を回るエイティズを見て国内活動を怠るという韓国エイティーニ（ファンダム名）のボルメン音を避けることはできなかった。これはワールドツアーを回るほとんどのアイドルグループが解放すべき宿題でもある。そのたびに不満を潜在したのは皮肉にもツアーで育てた資本力だった。資本が支えられなければ、海賊出発した世界観をわざわざ押し付けることはできない。また、インハウスプロデュースチーム「イドナリー」を通じた体系的なトレーニングと完成度の高い結果も期待しにくかっただろう。ワールドツアーの再開で2022年の売上が前年比78％成長したKQエンターテイメントは、冒険を離れた海賊たちが抑圧されたディストピア的世界で自由を求めて革命する成長の過程を突っ込んで展開した。'Guerrilla' 'HALAZIA' 'BOUNCY(K-HOT CHILLI PEPPERS)' 'クレイジーフォーム'など世界観を溶かした近年ミュージックビデオたちは壮大なスケールがまるで映画のようだ。さらに今回の正規2集はタイトル曲「クレイジーフォーム」のほかユニット曲まで5編のミュージックビデオを準備した。

マーケティングも版を育てた。特に昨年夏、韓国の辛味をコンセプトにした「BOUNCY」マーケティングが良い反応を得た。無人印刷システムを活用し、エイティズ現象受付紙をファンが印刷できるようにサプライズイベントを行って、歌詞に登場する清陽唐辛子を活かして清陽唐辛子トラックと地下鉄清陽唐辛子カーン、野球場バック広告などプロモーション領域を広げた。清陽唐辛子を一杯に載せて「体に良く味も良い清陽唐辛子が来ました」「海賊スタイル清陽唐辛子が6月16日に来ます」などメンバーたちの録音本をメガホンにしたままソウルのあちこちを横切った清陽唐辛子トラックはSNSで話題になるほど破格的だった。このアイデアがキム・ギュウク代表に渡されたとき、これを提案したマーケティングチームで本当にやるかともう一度確認したという裏話。正規2集の場合、生活の中に掘り下げた。食品配達アプリ、アパートエレベーター広告、大学生活プラットフォーム、タクシーなどでエイティズ広告を見たという目撃談が続出した。






お金がお金を稼ぐ。ただしワールドツアーを興行させるにはまた見たいようにする何かが必要だ。結局はステージ上のエイティズにかかっている。舞台でエイティズは飛び回る。機会の大切さを知るからだ。初アルバムとして初動5200枚余りの販売記録を立てたエイティズは歌う所が少なくデビュー初音楽放送舞台に隔週に立った。いつも今日が最後の舞台だと思って立ってみると、読者はエイティズのトレードマークになった。エイティズメンバーウヨン、山、女像が表紙を飾ったファッションマガジン「シングルズ」1月号で、山は「渇き、切迫さ、読機そのようなものが私たちのチームを休むことなく走らせる動力でありアイデンティティ」と話した。読機は歌の歌詞でも感じられる。エイティズの歌の中には、その一般的な愛打霊がない。「今この瞬間が私たちの波だったら恐れずにもっと精一杯に向かう」（「WAVE」）、「知りません。飛行')などあきらめずに終わりが待つ始まりに向かうというメッセージが全世界ファンの心に火をつける。

エイティズの航海は今年も続く。1月27日と28日ソウルを皮切りに、2024年のワールドツアー「TOWARDS THE LIGHT : WILL TO POWER」の砲門を開く。とりあえず2月は日本に集中し、3日と4日さいたまスーパーアリーナで公演し、28日には3回目の日本シングル「NOT OKAY」を発売する予定。2021年のMnet「キングダム：レジェンダリー・ウォー」の中で、独占満載のコンテストの舞台を見て乗船（入徳）した4年目のエティニーとして祝うことだけがたくさんある最近、一つの問題があればコンサートチケティングが激しくなったということ。1年前より視界が良くない席に座るようになったが成長の味だと思うので甘い。シルクエイティスだけではない。中小の奇跡は続かなければならない。そうしてこそ挑戦のお出迎えとなり、様々な中小企画会社の多様な個性でKポップが豊かになる。

世界観に合わせてリーダーをキャプテンと呼ぶエイティズほど、KQエンターテイメントは「学んだ変態」だ。ミュージックビデオの後半に次のカムバック曲をスポーしたり、小物、歌詞などに複線を隠しておくディテールさに舌を突き出した。ところがファンよりさらに過没して直進していたKQエンターテイメントが最近になって激しく悩む感じだ。悩みの痕跡を求めて聞き、マスコミ広報チームが答えた。

ほとんどの国内音楽放送が決방である12月はカムバックする歌手が多くない月です。「ビルボード200」1位達成を念頭に置いた戦略的なカムバックスケジュールでしたか。
「THE WORLD EP.FIN：WILL」は、エイティズが約4年ぶりに発売する新しい正規アルバムであるだけにアルバムの完成度を最も重要に考え、製作過程上すべての部分が完璧に準備されたタイミングで発売することになりました。アメリカの「ビルボード200」1位を念頭に置いた日程だとは、テイラー・スウィフトとピーター・ガブリエルの新報、キャロルなど、むしろ「タフな」環境でした。もちろん目標は1位だったが心配も多かったです。幸いなことに、良い結果が出てきて、Aties音楽を愛してくれた皆さんに感謝します。

現在、世界観の作業はどこまでになっていて、率いながら難しい点はありませんでした。
デビュー前にすでに世界全体のストーリーテリングブックを完成していました。その下、各シリーズごとに若干の修正とディテールなエピソードをつかんでいきます。難しい点というより、私たちが大切に考えている部分は「どうすれば私たちの意図と内包された意味をよく伝えることができるか」です。コンセプトフォトやトレーラー、ミュージックビデオのようにアルバムと関連したコンテンツはもちろん、公演舞台でも世界観を有機的に溶かそうと気にしています。私たちにとって世界観ストーリーテリングは、単にマーケティングのためではなく、エイティズの音楽とグループのキャラクターをより立体的に見せるためです。ファンがこの世界観の中に一緒にいるという経験的共感を形成しようとする「開拓性」と「完結性」が、二つを最も重要に考え、悩みながら方向をとっています。

ところが昨年夏発売されたミニ9集タイトル曲「BOUNCY」を起点に国内広報マーケティングで方向とスケールがちょっと変わったようです。理由は何ですか。
ミニ9集タイトル曲の「BOUNCY」広報マーケティングを企画し、世界観というのが一般大衆には不慣れでも進入障壁が高いかもしれないため、質問内容のように方向と戦略を変えることになりました。これによる様々な試みをしてみると、スケールも少し大きくなったようです。このような経験を踏まえて正規2集発売の時も、より多くの国内外ターゲット層にエイティズを知らせるよう努めました。

アルバムを見てみると英語だけの曲はなく、韓国語の歌詞が注目を集めています。「おしゃれ」「清陽唐辛子」のような単語を全世界に広げたりもしました。韓国的要素が溶けている衣装もよく着ています。全員韓国人グループとして意図した部分ですか。
エイティズが韓国人だけで行われたグループでもあり、私たちに関心を持つグローバルファンにKカルチャーを自然に紹介する機会が多かったようです。良い縁が届き、イギリスの王立博物館であるビクトリア・アルバート博物館が開催した「韓流！コリアンウェーブ'では古典'グウンモン'で着眼してデザインした韓服舞台衣装が展示されたこともあります。特にミニ9集タイトル曲「BOUNCY」は韓国の辛さを表現したいと思いました。

KQエンターテイメントの今年の挑戦目標は何ですか。
エイティズが正規2集を通じて米国「ビルボード200」1位という大記録を立てたが、この勢いで今年は「ビルボードホット100」に進入するのが新しい目標です。さらに、より多様な国のKポップリスナーたちにエイティズ音楽を聞かせ、エイティズの音楽性とパフォーマンス能力をさらに証明する一年になればと思います。また、2023年3月にサイカーズがデビューしました。デビューアルバムで米国「ビルボード200」75位に入るなど新人として異例の成果を収めただけに、2024年には一歩さらに飛躍してより多くのファンと会う機会を作っていこうと思います。





来てくれて
ありがとうございました



画像・他
お借りしました