
行ってきました。
令和最初の、そしてファントム飛行隊最後の百里航空祭です。
昨年のレポで書いたように、三つの飛行隊が健在だった昨年が大規模なファントムの乱舞は最後かと思ってました。
が、どうしてどうして、残り二つの飛行隊となった今年も、昨年と同じくファントムは飛び回ってくれましたよ。
301飛行隊、501飛行隊ともに単独アラート任務と残り少ない実働機、と苦労する中、感動的なフライトで航空祭を盛り上げてくれました。
最後の百里ファントム航空祭、私も土曜日の事前公開日からしっかりと堪能してきました。
現役時代に携わった機体も少数残っていましたので、それらとのお別れ会って意味合いもありました。
金曜日に仕事を終えて一旦帰宅してから三重県を出発、交通機関の都合で東京で夜を明かす事となりました。
そして土曜日、上野始発の電車で実家へ向かい、実家に到着したのは7時ちょい過ぎ。
そそくさとバイクを引っ張り出して息つく暇もなくそのまま百里へと走り出しました。
雲一つない空、放射冷却で氷点下3度の中バイクで走りましたが、ほんっっっとうに寒かった。
朝日が眩しいわ、シールドが曇るので閉められないわで顔面は寒さで固着してましたよ。
凍えながら百里の地に着いた頃には、すでにファントムは飛び回っていました。
天候は雲一つない快晴。

遅れて到着した友人と合流し、某所でまったりと事前公開を眺める事に。
ファントムが着陸してしばらく、今度はF15の機動飛行となりました。
昨年同様、小松の303飛行隊が担当してくれたようです。
が
離陸こそダイナミックな機動をしましたが、あっさりと終了。
何やらトラブルのようです。
そしてその後はブルーインパルスの展示飛行です。
午前中の展示飛行は珍しいですが、そういや百里では、いつだったかも午前中にやったような記憶もあります。
ま、陸の孤島の事情でしょうか。
待つことしばし、いよいよ離陸直前となって3番機がアボート。
エプロンへと引き換えしていきました。
そのまま1機欠けた体制で展示飛行を続行となりました。
よくよく見ると4番機にナンバーがありません。
4番機が予備機に差し替えとなっていたようです。
そんな状況ですが展示飛行はしっかり魅せてくれます。
真っ青な青空に白いスモークが映えます。
若干変則的な第一区分(改)をしっかり堪能しました。
こちらの様子は動画でようつべにアップしましたので、興味ある方はご覧ください。
眠気と寒気もあり、ムスメの迎えもあるってことでブルーが降りたところで一旦帰宅。
帰りもクソ寒かった!
実家で人心地ついた所で駅にムスメを迎えにいきます。
ちょっとやそっとの防寒対策ではイカンという事で、ムスメと防寒具を買いに出かけた後、明日にそなえイッポングランプリを見つつ就寝。
あけて日曜日。
夜明け前に動きます。
昨日程ではないにしろ、やはり寒い。
防寒具のおかげで厳しさは和らいだものの、やはりこの時期のバイクは寒いっす。
走行中、鼻水がシールドに飛び散ったりして大変でした。
昼ぐらいには温かくなることを期待せずにはいられません。
が、気になるところはそこではなく、空のほうです。
昨日とは打って変わって雲、雲、雲。
百里に到着した時点でも曇っています。
なにやらこの辺も昨年と同じです。
友人はまだ到着できないとの事で、一足先に基地に入ります。
今回は広々としたエプロンで、しっかりとファントム最後のお祭りを楽しもうと洒落込みます。
ウェザーチェックが飛び回る中、出店でけんちん汁と焼きそばを購入。
冷え切った体に沁みわたります。

空にはまだ雲が広がる中、オープニングとなりました。
6機のファントムが次々と離陸していきます。
と、場内放送で
「飛行場付近でドローンの飛行が確認されたため、一部展示内容を変更します」
との事。
どこのバカかはしりませんが、捕まえてしばき倒したくなりました。
というか、飛行場周辺での無許可でのドローン飛行は、普通に公安事案では?
というか、ドローンは日本では完全禁止でも良いんじゃない?
完全禁止でもだれも困らないと思います。
この影響で、飛行高度が昨日よりもかなり高めになってしまいました。
ではここからは写真を交えダイジェストで。

オープニングに向かう301sqのファントム

エプロンに描かれたウェルカムボード

まだ残されていましたオジロスペシャル

背部に書かれたレターが感慨深い


レコンファントム
インテークのイラストに注目

ウッドペッカーが見られるのもあとわずか

最初で最後のファントム飛行隊、301飛行隊のスペシャルマーキング機

カエルはビッグサイズに


キャノピー内にはカエルがいました。
編隊航過、RFによる写真撮影が終わり、ファントムが次々と着陸。
その後F-15の機動飛行が始まりました。
昨日よりはしっかりと機動飛行を魅せてくれました。

ドラゴン出撃

筑波山をバックに

そしてブルーの展示です。
昨日とは違い、6機フルでの展示となりました。
が
時折雨粒も落ちるような雲が覆っているため第3区分となったようです。
第3区分といえど縦系の科目も入るなど、若干変更している様子です。
私が一番好きなボントンロール、ムスメが一番好きなコークスクリュー、どちらの科目も見られて満足至極です。
ブルーが降りた後は救難隊の展示。


災害派遣、人命救助の最後の砦、救難隊のデモも凄かったです。
お昼は途中コンビニで買った食料をむさぼってまったり過ごしていると、青空が顔を出してきました。

フライトがない時に晴れても、ねぇ。
そして午後もファントム乱舞。
ここにきて奇蹟的に青空が広がってきました。
筑波のガマをモチーフにした301飛行隊の部隊マーク、それをアレンジしたスペシャルマーキングのファントムが鮮やかに大空に映える結果になりました。



まずは301飛行隊によるファントムの機動飛行、デモスクランブル発進、対地模擬射撃と続きます。
昨年と同じくらい、近年では見られないほどの低さでAGGを繰り返します。
ここにきてやはりファントムはカッコいいと実感します。
この雄姿もこれで見納めかと思うと、瞼だけでなく心にもしっかりと焼き付けておこうと瞬きもせず見入っていました。
最後はレコンファントムによる戦術偵察飛行です。
こちらも今年で最後となる展示飛行。
こちらも素晴らしい飛行でした。
思えば現役時代、レコンファントムは触れる機会も少なかったのが残念な所です。
記憶にあるのは那覇に飛来した時に一度だけ修理に携わったのがすべて、です。
全ての展示飛行が終了し、心残りも若干ありますが撤収となりました。
帰りしなに出店をめぐり、Tシャツとタオルを購入。
ムスメは最後の1枚となった記念パッチを辛くもゲットし満足気です。
駐輪場へ歩く道すがら、ブルーとF15はホームベースへ帰っていきました。
こちらもまずは実家へと帰ります。
帰りも朝ほどではないにしろやはり寒かった。
友人とブレイクして実家で一休みし、そのまま三重県へむけ出発と相成りました。
本当に最後となったファントム主役の航空祭。
今年度で501飛行隊は解隊、301飛行隊も後任が百里でアラート任務可能になった時点で消滅となります。
岐阜に若干残るであろう機体も、おそらくは今年度中にその任を解かれ、永眠することになるのでしょう。
最後に元気いっぱいのフライトを見せてくれたファントム、そして全隊員の皆様に感謝します。
ではまた。