一週間前の火曜日
彼がダウンした
気圧の変化による頭痛とかは
たまにあるものの
動けなくなるほどの体調の崩し方は
滅多にしない彼が
火曜日の夕方
「ヤバイ…午後から体調不良…」
と、彼からのメール。
私の仕事が終わったのが19時過ぎ。
急いで彼に電話してみると
めちゃくちゃしんどそうな声…
そのまま彼の家に直行した。
家に着くと
子供たちはカップ焼きそばを
お夕飯として食べてるところで
彼はソファーでぐったり。
「子供達の事は後やっておくから
休んでいいよ?」
お風呂も入ったようだし
夕飯が終わったら就寝時間まで
適当に遊ばせて
時間になったら寝かせる!
これくらいなら問題ない。
子供達が寝たら
家事をすればいい。
そう思っていたら
なんと
こんな時に限って
「…明日…保育園が…おにぎりの日…」
今にも消え入りそうな声で
彼が何とか話す。
…なんですと?
おにぎり
私にはおにぎりと聞こえました。
まさかのこんな時に限って
保育園がおにぎりの日!!
次男の通う保育園では
月に一回園外保育の日があって
その日はおにぎり持参で登園します
で、
その月一回のおにぎりの日が
明日だと
いや、おにぎりくらい
パパのかわりに
お前が握ったればええやん。
って思うでしょうけど
何を隠そう
私は料理が苦手です
そして彼は
料理が大好き、料理がストレス発散
彼の手料理こそ世界一のごちそう(私基準)ってくらい
料理上手な男です
つまりね
そんな彼の手料理を
毎日毎日食べてる子供に
料理嫌いの私の握ったおにぎりを
食べさせるだなんて


いや
だがしかし
目の前には瀕死状態の彼
HPが完全に赤色になってます
これはもう!!
やるしかない!!!
私は意を決して
次男に聞きました。
私「明日!!Ayaちゃんのおにぎりでもいい!?」
次男「うん
でっかいの一個がいい!!」
私「でっかいの!?どれくらい!?」
次男「こーんぐらい!パパよりでかいの!」
(両手を大きく広げるボクちゃん)
…子供のでっかい基準が雑すぎて失笑
そんな握り飯作れるかいな
私「…具はなにがいい?」
次男「昆布!!」
私「おっけぃ!」
彼「あ…あと…デザートにキウイを…」
キ、キキ、キウイー!!?🥝
それってまさか
皮剥いて一口大に切るんですか
私キウイなんて半分に切って
スプーンでぐりぐりして食べた事しか
ないんですが
おにぎりよりハードルたけぇ
でも、もうやるしかない
キウイでもおにぎりでも
何でもこいよ

彼「…あ、あと…〇〇(長男)の…英語の…教材作りが…終わってなくて……」
ぷるぷる震えながら
何とか彼が指差したその先には
長男の習ってる英語の教材が積んである。
その中の一つに
イラストの書かれたカードを一枚一枚切って
一枚一枚名前のイニシャルを書いて
一枚一枚専用のファイルにセットする
という、親がやらねばならぬ教材がある。
英語の日も明日
つまり今日中にこれをやれなくてはならない
彼ってば
よりにもよって
やる事がたくさんある日に
ダウンしちゃったのね
まぁ、でもカード作りなんて
おにぎりとキウイに比べたら
ラクなもんです!!
それくらい任せとき!!!
今夜中に準備しなきゃいけない事を聞き
瀕死状態の彼を先に寝室へと送りました。
さぁ、子供達の就寝時間まで
あと45分!
いつもパパがいなくなったとたん
やりたい放題になる兄弟二人!
どうなる事でしょう!?
つづく