どちらも伸びしろを伸ばすねらいがあるんだと思います。愛を感じ、自分を成長させてくれているんだ、と感じることができるならALLok。


今はわからないですが、宝塚音楽学校予科生は口角を上げてはいけない作法があるらしく、本科に笑えるようになったらとびっきりの溢れんばかりの笑顔が引き出せる、というねらいがあるそうです。


看護学校では患者さんのために計画、実行していく過程が大変厳しく、病気である患者さんに寄り添うことができる専門職育成には、その当時は不可欠な考え方だったのでしょう。



昨年秋の宝塚のことは大変ショックでした。娘と名前が似ておられ、笑顔が素敵な方だと大注目していました。ヘアアイロンの件が文春に出た頃、居づらくなりはしないか心配しました。その方が文春に言うのはあり得ないと考えます。そんな矢面に立つリスクは負わないでしょう。周りの人が見かねてメディアを使って阻止しようとしたのか真相はわからずですが。

劇団側の会見で「証拠があるならみせてもらいたい」発言で、あまりに心無い対応に宝塚友の会を退会しました。私なんかが退会してもビクともしませんが、そんなことを会見で言う組織への私なりのアクションです。


18年ぶりに宝塚を観るようになり、かなりのハードスケジュールの公演の数々にビックリしました。ましてや長期間の睡眠時間の短さに加えてパワハラ。。その期間を耐え宙組初日、笑顔で舞台に立っておられ、上級生の背中、どのように映っていたのでしょうか。。。


看護学校の実習は震えあがるくらい怖いものでした。あんな穏やかな授業をしていた教員が実習になると、クセ強く怖くなります。病院の実習指導者には考えが足りないと記録を返され、患者さんのところにいくまで記録の書き直しを言われる。これはまだマシで、忙しさから今日の計画すら聞いてもらえず、行くタイミングを逃すと「私の動き見てないの。いつまで待ってるの。今日何もしないんやったら落とすよ」って言われます。それでも「すみませんでした。計画を言わせて頂いてよろしいでしょうか………」と頑張って言っていきます。

睡眠時間が短い上に精神的圧迫を教員から加えられるターゲットになるクールがあります。こういうことを言われたらどのような対応になるのか、そこがその人の本質だと見極められ、人の命を預かる職業につくのに適しているのかジャッジされます。最後の10ヶ月の実習期間に何人も退学しました。退学後に教員を訴えた人もいました。


四大看護学部が多くできたため、看護教育はこの15年で様変わりし、パワハラ防止はもちろんコンプライアンスが確立しました。

・看護協会の実習指導者の資格を得たものしか学生担当はつかない

・個人情報保護法から患者さんの情報を病院外に持ち出さず、実習時間内に記録を書く時間を設ける


ナースステーションでは朝実習生の挨拶があります。私の時代より断然笑顔が素敵です。


宝塚も伝統を守りながら、愛ある組織に改善していってほしいです。



年会費を払った後だったので

ポストカードは私にも届きました。