旅先でいただくお酒は、特によろしい。
先日のシドニー滞在中、友人が連れて行ってくれたバー『The Baxter Inn』
週末の夜、路地裏に入店待ちの人の列。
地下へと続く階段が一層好奇心をくすぐる。
扉を開けると、そこはロウソクの火が灯る、トラディショナルな酒場。
オージーはお酒好き⁈
日本では若者の酒離れが進んでいるようだが、ここでは全くその逆の様に見受けられる。
「シドニーと言えども、日本ほど娯楽がないからね」
週末にはどこの酒場も賑わうそうだ。
にも関わらず、空気がクリーン!
煙草を吸わない者にとって、これは大変に有難い。
国の法律で、公共の場での喫煙は禁じられているのだ。
閉店の25時。
日本なら終電を逃して、タクシー代に痛い出費を悔やむところ。
だが、シドニーでは、26時頃まで公共のバスが走ってくれている!しかも通常料金で。時には無料の深夜バスが出ることもあるらしい。
何と太っ腹。
「オーストラリアの国はプロモーションが上手い。皆んなを楽しませながら消費を促し、経済効果に繋げている」
なるほど〜
人も店もまちも国も、皆んながwin!
飲酒運転も減るのでは。
搾取や禁止や排除ではない策。
知恵の使い所。