私たちの荷物はそれぞれバックパック1個にサブバック1個。


だいたい宿が決まると荷物は置いて、必要なもの(カメラとかPCとかね)を入れてどちらかのサブバックを1つだけ持ち歩く。


その日は彼の黒いサブバックを持つことにして、バルセロナ観光へ。


基本的に彼が前を歩いて私は後ろを歩くのだけど、だいったい私はぼーっとしてるとおいていかれる(その上怒られる)ので、今日こそは前を歩こう!とその日に限って1人ですたすたと歩いてみる。


地下鉄での下り階段も先に進んで彼は人ごみの中けっこう後ろのほうへ。


よし、今日は怒られないー!


と私は1人意気揚々としている。


するとホームにやってきた彼がひとこと。


「なんか鞄あいてるんだよね」


うげ、まさかさっきバックからカメラ撮ったときに閉め忘れたのかも。

また怒られる(汗)


と思ってたら、


「いや、誰かに開けられたっていうか。。」






・・・え?うそー???



と思ってると本当にあいている。。。


チャック部分がパッコリと。


話を聞いてみると4人組みの男女が下り階段の後ろを歩いていたらしく、なんかごそごそしているから「なんだろう」と思ってチラっと振り向いてみたらしい。


するとバックに触ってる感じがしたら腕をパンっと叩いてみたんだって。


そしたらそいつら、何て言ったと思う??










「ジャッキーチェーン!!」





そらとみみたぶ~ふなき的3ヶ月間世界一周編~





・・・そういって逃げていったそうな。



なぜ・・


ジャッキーは日本人じゃないから・・・。



バルセロナ、聞いてはいたけどスリがいます。


危ない危ない。



結局なんにも盗られていなかった(というか金目のものを持ち歩いてないから当然か)ので被害ゼロ.



その後の彼、「いやー、やっぱ後ろにあゆみ歩いたほういいね~」「ほんとにスリっているんだなー」という話をわずか30分ほどの時間で3回以上繰り返す。




うちの彼は比較的感情を表さないタイプ&あんまし動揺しないタイプなのですが、さすがに同じ話繰り返すくらい多少動揺していたみたいです。(本人いわく全然って言ってたけどね)



バルセロナ・・・



裕福な国だと思ってたけど、実は貧富の差が激しい国みたい。


スペインとかイタリアはスリ被害が多い国。


素敵な街並みに惑わされず、自分の身は守らなければとヨーロッパでも感じたわけです。