サンチャゴからマドリッドへ到着したのは朝7時。


そこから当日中にバルセロナへ移動することは決めていたのだけど、移動手段を考えていなかった私たちはひとまず空港のカフェにてコーヒー片手に相談会。


移動方法は3つ。

①飛行機(一番早くてラク)
②鉄道(スペインのAveは日本の新幹線。東京-大阪間のような距離と時間)
③バス(時間はかかるけどいつもどおり破格の安さ)


とりあえずどのくらいのお金がかかるのか聞いてみようとまずは飛行機のチケット売り場へ。


インフォメーションで聞いてみるとスペインには格安航空会社が参入していてかなーりお安く購入できるとのこと。


さっそく格安航空会社ブエリングへ行ってみる。


「120ユーロになります。」


・・・やっぱり安くない。


(後日調べたところネット購入のみらしく安いと片道20ユーロからあるみたい。ぜひ次回は利用したい!)



ということで次の手段の鉄道へ行く。


「二人で140ユーロです。」


んー、良い感じだけどやっぱ高いなー。


散々悩んだ挙句、結局いつもどおりバスターミナルへ向かった私たち。


長期旅行者にバスはありがたいお値段なのです。


無事にチケットを購入。(以下、チケットの購入方法や駅などです)


--------------------------------------------------------------------------------------------


マドリッド‐バルセロナ 移動方法


ALSA社のバスで約8時間。

片道1人28.18ユーロ(約3500円)


マドリッドのバスターミナルは地下鉄4・6・7・9号線のアベニーダ・デ・アメリカ駅(Av.de America駅)直結。

直接行ってチケット購入。


バルセロナでは地下鉄3・5号線サンツ駅(Sants駅)に到着する。



途中2時間置きくらいにトイレ休憩がありました。(バスにトイレが付いていません)
トイレのほかに各休憩所にはおやつや飲み物、軽食が売ってます。


--------------------------------------------------------------------------------------------


午前11時出発、約8時間バスに揺られてバルセロナに到着したのは夜7時過ぎ。


そこからあらかじめ調べておいた宿へ向かいました。


宿はあのガウディの未完成建築のサグラダ・ファミリアへ徒歩で行けちゃう距離!


到着後夜のサグラダ・ファミリアを見に行くもあいにくライトアップがされていない日でした。



次の日、昼過ぎからバルセロナ観光へお出かけ。


まずは前日夜見れなかったサグラダ・ファミリアへ。




そらとみみたぶ~ふなき的3ヶ月間世界一周編~
↑遠くからでも圧倒的な存在感。



目の前にするとすごい。




そらとみみたぶ~ふなき的3ヶ月間世界一周編~



中はまだやっぱり建築中で、工事の人もいました。


もうかれこれ120年以上建築中。


こだわりもすごいみたいでかなり細かいデザイン。




そらとみみたぶ~ふなき的3ヶ月間世界一周編~
↑おなじみの外観。これは裏側。



そらとみみたぶ~ふなき的3ヶ月間世界一周編~
↑教会らしく入ってすぐにステンドグラスが使用されてました。



そらとみみたぶ~ふなき的3ヶ月間世界一周編~
↑らせん階段はガウディ建築に多く見られます。



今でもガウディの意志を受け継いだ建築家が多く関わって建築中、なんてすごい話だな。


もし私が生きてるうちに完成したらぜひまた見に来たい!!


ちなみに夜のライトアップがこの日はされていました。




そらとみみたぶ~ふなき的3ヶ月間世界一周編~



湖に浮かび上がってすごく素敵でした。


ガウディの建築はバルセロナ中にたくさんあるのですが、そのほかにはガラスモザイクが埋め込まれているカサ・バトリョ、直線を排除し曲線で作られているカサ・ミラといった住宅をみてきました。



そらとみみたぶ~ふなき的3ヶ月間世界一周編~
↑カサ・バトリョ。朝日に反射するときれいらしい。



そらとみみたぶ~ふなき的3ヶ月間世界一周編~
↑ぐにゃぐにゃの曲線 カサ・ミラ



どれも圧倒的に目を引く建物でした。


ほかの作品も絶対みにいこーっと。




ガウディだけでなく、ピカソもここでは超有名。


ピカソ美術館へも足を運んできましたが、こちらはわりと空いてました。


まぁ、ピカソについて微塵も知識がないもんで、「へぇ~。」という感じ。


ちょうど日本の浮世絵?展も同時開催していて、それも見ることができました。


なんか日本の春画というものがかなりの数展示されていて、ピカソがそれにインスピレーションを感じてたらしいです。



いやー。


ああゆうものが当時あったのかというのは衝撃。


ぜひ機会があればみなさんも見といてください。


教科書には絶対ないんで。


でもびっくりするんで、私みたいなタイプの人には(どんなタイプかよくわかんないけど)おすすめできませんのであしからず。





夜は地元で人気のバルへ行き2日連続おいしいお酒とタパスを頬張る。



そらとみみたぶ~ふなき的3ヶ月間世界一周編~
↑地元の人であふれてました。


タパスは本気で安くて昨日食べたハモン・セラーノ(日本でもよくみる生ハム)がたったの2,5ユーロくらい。


生ビールも1,6ユーロとお安い。


ほんと最高です。



バルセロナは都会ですが、街全体がとてもきれいで地下鉄もそれほど混んでいないので、住んでみたい街の1つになりました。



あー、やっぱヨーロッパっていいなー。