パタゴニアといえば巨大な氷河があることで有名。

この雄大かつ青白く美しい氷河をみるためにはるばるこの地方まで来たと言っても過言ではありません!

拠点となるのはアルゼンチンのエルカラファテ。

プエルト・ナタレスからバスで移動し、さっそくツアーの申し込みに行きました。
(バスは朝8時半出発。Cootra社で申し込み、1人11000C$でした。)

エル・カラファテにはメイン通りに何件もツアー会社があるので、一件一件値段を聞き込み。
高いところで1日ツアー$180(アルゼンチンペソ)でしたが、だいたい$160前後だった気がします。
私たちは普通の展望台だけ行くツアーではもったいない!と思い、船で氷河の近くまで行けるツアーに申し込みました。
これで1人$150(約3700円)だったのでかなり良心的な旅行会社でした。


さて、肝心のツアーは朝9時にホテルまでミニバスがピックアップに来てくれ、今回は18人でのツアー。
パイネのトレッキングツアーと違ったのは、お客さんにわりと年配の方が多かったので落ち着いた雰囲気だったということ。
さらにほとんどが展望台での自由時間だったので、煩わしくなく気持ちよく過ごせました。
ツアーでも団体で行動するっていうよりはこうゆうほうが私たちには向いてるな・・


今回見に行った氷河は「ペリトモレノ氷河」。
氷河の後ろには雄大な山々がそびえたっていて、この美しい景色は自然遺産にも登録されています。
なんでも、太平洋側からの湿った風が、アンデスのこの山々にぶつかると大量に雪を降らせるらしく、これが氷河となって流れてくるようです。
比較的最低気温が高い地域なので(とはいっても冬の日本よりも寒いです)、氷の溶融、再氷結が短いサイクルで繰り返されるらしく、
その結果、氷塊が轟音とともに崩落していく姿を見れるとのこと。


崩落、見たいなー

そんな思いを胸にいよいよ氷河と御対面。
見えてきましたー!!

氷河一帯



最初に船から近くまで行って見たんだけど、とにかくすごい迫力!!
色は白ではなくて「青」。

青い氷河

氷河全体

氷河全体?


青白く輝く氷河はほんとに神秘的でした。
どこからともなく「ゴーッ」と音がするのだけど、大きな崩落は見れず。
だけど小さな崩落さえもその音はものすごくて、氷河の巨大さを実感しました。

展望台では3時間の自由時間で、ずーっと崩落を待つことに。

展望台から

途中やっぱり「ゴゴゴーッ」と氷河が崩れる音だけはするんだけど結局小さな崩落を見ることしかできませんでした。
残念だったなー

一度船で小さな崩落を目にしたのでそれを連写したものはコチラ。

崩落?

崩落?

崩落?

崩落?



小さな崩落だけど、衝撃でした!!


ずーっと眺めていても飽きなかった氷河、この青白さはきっとずっと忘れないだろうなぁ。
今度は別の氷河も見てみたい!!


そうそう、実はこの日もあいにくの雨模様。
本当に私たちは山に関係するものに嫌われているようです・・(笑)
なのでこんな格好で待っていました。

カッパあゆ


カッパ、日本にいるときは見向きもしなかったけど、けっこう使えます。


*ペリトモレノ氷河のあるロス・グラシアレス国立公園では入場料を1人$75(約1900円)取られました。