エル・カラファテで念願の氷河を見た次の日、「せっかくなので」と南米最南端の町ウシュアイアへ行く事に。

パタゴニア地図


もともと、パタゴニア旅行の目的にはウシュアイアは入っていなかったものの、世界の果て博物館で
「世界の果てスタンプ」を押してもらえると聞き、これは行ってみよう!と相談の結果なりました。

エル・カラファテからの移動ルートを調べてみると、ウシュアイアへは長距離バスか飛行機で行けるらしく、長距離バスだと17時間近くかかり、飛行機だと2時間弱。

しかも、バスは260アルゼンチンペソ(約6800円)で飛行機は1万円とちょっと。

大して料金が変わらないのなら、飛行機でも・・と思ったのですが、あいにく飛行機は満席で結局いつも通り長距離バスで移動をすることにしました。

(長距離バスターミナルからウシュアイア行きは2社走っており、私たちはMARGA社で購入。早朝4時発。もう1社は、名前は忘れましたが早朝3時発で240アルゼンチンペソ)

あいかわらずの早朝出発・・・なぜ・・・。

定刻通りバスは出発し、4時間程でまずは「リオ・ガジェゴス」に停まり、ここでバスは乗り換え。

1時間程停車したあとに、9時に「リオ・ガジェゴス」を出発。

そこから1時間半後、ほどなくしてアルゼンチンとチリの国境に到着。

ボリビアからチリへの入国の際もそうでしたが、陸路での国境越えの際空路と違い、すごく面倒で時間がかかるんです。
案の定、ここでもとても時間を費やしたかだか国境を越えるだけで何と3時間のロス!

3時間かけ、ようやくアルゼンチンを脱し、チリへ入国し、これで後は目的地へ向けひたすら走るだけと思いきや、またもやバスが停車し運転手に促されバスを降りてみると・・・目の前にはドーンとマゼラン海峡が。
今度はフェリーに乗り換えマゼラン海峡を渡るらしい。

IMG_1850.jpg


マゼラン海峡では野生のパンダイルカ?(白黒だからたぶんそんな名前)とも出会えたのでそれには感激!

IMG_1864.jpg


野生でこんなの見れないもんね。

フェリーを降り、ほどなくして今度はチリとアルゼンチンの国境に到着。

またもやここで、出入国のチェック。(ここは20分程度で終了)

結局アルゼンチンとチリの出入国スタンプだけで一気に4つも増えてしまいました。

もっと分かりやすい国境の分け方をしてくれたらよかったのに、チリとアルゼンチン・・・


その後いったん「リオ・グランデ」と言う町で停車し、予定時間から遅れること2時間半。

23時半に「エル・カラファテ」へ到着。所要時間19時間半。

体、痛い。。。


しかもここから、本日お世話になる宿探し。

さすがに24時前からの宿探しは疲れる。

「ウシュアイア」は観光地と言うこともあり、どのホテルも満室でバックパックを背負い40分程ホテルに飛び込みを繰り返し、何とかホテルを見つけチェックイン。

バックをおいて町に少しだけ繰り出し1杯だけビールを飲んでその日は終了。

移動だけでもけっこう労力使いました。

お金があるなら飛行機での移動をおすすめします。