もういい加減、読む本がなくなってきて
思わず買ってしまいました。
やっぱ平積みは強いね。
でもハズレが多い中で、これは良かったよ~
昭和33年の東京が舞台になっていて、そこに暮らす人達の
それぞれのドラマが綴られてて…
基本的に短編なんだけどね。
まずはAさんの話。んで次にその隣に住む小学生B君の話。
んでB君のクラスメートCちゃんのお父さんの話。
みたいな感じで全体が一つに繋がってるのね。
みんなそれぞれにそれぞれのドラマがあって…
ささやかな悩みや問題と戦ってて、でも最後にはお決まりの
ハッピーエンドが待ってる。みたいな。
こうやって聞くと、古臭い陳腐なお茶の間ドラマみたいに思えるかも
しれないけど、なんか安心するってゆ~のかな~
最近少ないもんね。
「こうなって欲しい」っていう終わりかたの話が。
そこいくと、まさにこれは「こうなって欲しい」っていうラストに
真っ直ぐに進んでいく感じでね。
読後の感想といったら「あぁ良かった…」しかないでしょ(^^;)
タダのハッピーエンドだと、私なんかひねくれてるから
「なんっつ~ご都合主義!読者をバカにしてるのかっ!」
って文句タラタラのタイプなんだけどさ。
これは違ったね。
なんか読んでる方も素直になれる感じ。
んで、また読み返したくなる感じ。
この作品が素晴らしいのか、単に私が歳を取ったからなのか…
確かめたい方は本屋へGO!ヽ(゚◇゚ )ノ