読み終わったよ~
幻 夜
いや~ほぼ徹夜
眠いったらありゃしねぇ。
あほじゃ…
でもすごかったぁ~
白夜行の第二部かも(?)っつう話だけど…確かに。
なんでかは、読めば分か~る
読まなきゃ分からな~い(当たり前)
でも、白夜行の雪穂にはまだ、共感できる部分も
あったのね。
哀しい理由ゆえに悪女にならざるを得なかったし
そこまでしなきゃ守れなかった小さな初恋の切なさが
痛いほど伝わってきてさ~
悪い女なんだけど、どこか可愛そうに思えたもんよ。
ところが今回の美冬はねぇ~
もうとことん悪いんだ。これが。
自分のことしか考えてないし、利用できるものはもう
何でも利用してさ。
他人の命なんかへとも思ってないみたい…
なんでそんなになっちゃったのぉ~?
ストーリーの方は、伏線っていうのかな。とにかく
最初の頃はポンポン場面が変わる。
んで、関係ないところにばらまかれた話が
中盤あたりからイッキに中央に集まってくるのね。
その盛り上がり方がもうハンパじゃないっつうか…
謎の女だった美冬の正体も、ところどころにヒントが
ちりばめてあって、結局最後まで本文にはハッキリとした
正体を明かす文は出てこないんだけど、ちゃんと解答に
なってる一文が出てきて(白夜行を読んでないと分からない)
「あ~やっぱりそうか…」
って確信した時のスッキリ感♪
スゴイねぇ~もう、脱帽ですよ。
ダンナがいなかったら
「もう!嫁にしてくれ!」っつうぐらい
惚れ直したね。ハッキリ言って。
(先生が独身だからって、スゴイ迷惑な女)
黒川博行氏が解説してるんだけど、スゴイ的を射てると
ゆ~か、こっちの言いたいこと全部書いてあるとゆ~か、
思わず
「そう!そうなのよ~!」
って朝っぱらから悦に入ってうなずいちゃったわよ
んで、その解説の中でちょっと気になったコト…
黒川さんが東野さんを呼ぶときの言い方が…
ケイゴリン
正確には、黒川さんや東野さんの行ってる銀座のお店の
おネエ様方が言ってるらしいんだけど
圭吾だからケイゴリン
なんか、硬いんだかやわらかいんだか…
怪獣の名前にも見えるケイゴリン
なんかクセになりそうケイゴリン
これから私もそう呼ぶか?ケイゴリン
そういえば…
面識のない人を愛称で呼ぶヤツほど、ストーカーに
なりやすいそうだ。
おっとっと…あぶねぇ、あぶねぇ
いくらファンだからって、東野圭吾先生を「ケイゴリン」
なんて呼んでませんわ。わたくし(疑)