いやぁ~やっとラストです。


今まで誰にも話したことがない、いわば「恥」とも

言うべき情けない思い出。


読む方がキツイ!と評判の(?)恋バナですが・・・


もうこうなったらさらけ出しまくり。


パンツ見られたら、尻見られても一緒!みたいな。

(一緒じゃねぇよ!)


皆様の不安をよそに、始めたいと思います。

てへっ♪(*^・^*)




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リョウちゃんと別れてからの私は荒れた。


慰めてくれるなら、誰でも良かった。


幸か不幸か、声を掛けてくる男はたくさんいた。


「もう男なんか信用しない」


そう思いながら、心はいつも救われたがっていた。




「ガキが粋がって背伸びするから痛い目に遭うんだ。」

今の主人に叱られなければ、私は最低の女に堕ちていたはずだ。


『誰とでも寝る女』


そんなレッテルを貼られて、誰も救えない世界の住人になっていた

ことだろう。




高校を卒業し、新しい生活を手に入れ、本当の幸せの意味が

少しだけ分かりかけてきた頃、偶然リョウちゃんを見かけた。


懐かしさと苦い思い出がいっぺんに蘇ってくる・・・

一瞬、息ができなくなり、胸が締め付けられるように苦しくなった。


私はリョウちゃんの知らない友達と一緒で、リョウちゃんは私の

知らない友達と一緒だった。


私はあの頃のリョウちゃんと同じ21歳になっていた。


リョウちゃんと同じ歳になったからといって、あの時のりょうちゃんの

気持ちが理解できるようになったわけじゃない。

けれどもう・・・そんなことはどうでも良かった。


過去に好きだった人・・・その人がこうして元気に別の所で生きている。


思いがけず知ることができたこと。


それは神様がくれた、ささやかなプレゼントだと思った。




私の視線を感じたのか、リョウちゃんも顔を上げて私の方を見た。


スローモーションのような時間。


リョウちゃんは怒ったような顔で睨み付けると、プイと視線をそらした。


私は哀しいでも腹立たしいでもなく、なぜだか無性におかしかった。




結局・・・私が大人なのではなく、彼が子供だったのだ。




「どうかしたの?」

そのとき一緒にいた由美が、不思議そうに声をかけてきた。

「ん?ちょっと・・・昔の知り合いがいたから。」

「そうなの?声かければ?」

当たり前のようなお節介を焼く由美に、私は笑顔で答える。


「向こうは私の名前も覚えていない程度の人だから・・・イイの。」



冷たい月夜に泣いた私はもう・・・どこにもいなかった。


                                


                                  ~完~



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やった~~!!!(≧▽≦)

やっと終わった~~!!!


なんか一人ですっげぇ「やりきった感」満喫中~♪


安上がりな女なんです。はい。



でもまぁ、あれですね。

当時は「ホントくっだらない恋愛」と思っていたのですが

時間が経つと、それほど苦しくないもんですね。

「あ~若いねぇ~バカなんだねぇ~」っつうぐらいでさ。


失恋も怪我と同じでさ、ちゃんと治癒力が働くんだねぇ。

やっぱスゴイよな。人間て。

弱そうに見えて(?)ちゃっかり強いんだな。


そんなふうに考えさせられた1週間でした。

大変だったけど、なかなか充実した時間だったわ♪


稚拙な長文を読まされ続けた方には、お気の毒でしたが・・・

おとなしく苦情コメも出さずに辛抱して下さって、本当に

ありがとうございます。


明日からは通常ブログに戻ります。

サボりがちだった皆様へのコメントも入れなきゃな~

読み逃げが多かったんですよ。すみませんねぇ(´Д`;)


それぐらい、いっぱいいっぱいで一気に書き上げたもので

乱文だらけの状態だったと思いますが・・・

どうかお許し下さいませね。ほほほ~(´0ノ`*)



最後に一言。

どんな恋でも、恋は恋。

他人様に後ろ指を指されそうな恋だったけど・・・して良かったと

今は心から言えます。

文章にすることで、別の意味でケリが付いたような気もするし。

「いい想い出」に変えることができて今はとても満足ですo(^-^)o


秋の夜長・・・みなさんの哀しい想い出も、書き綴ってみては

いかがでしょうか?