昔、彫金教室の講師なんてのをやってた時期が

ございまして・・・


まぁ、宝石店兼工場の一画に開かれた教室ですから

規模も生徒数もタカが知れてたんですけど。


今回は彫金はあまり関係がない話です。



そこの宝石店、ずいぶんと小ぢんまりしたアットホームな

会社でした。

工場に職人が3名。宝石店に女の子が3名。それと社長。

私は完全委託・歩合制だったから、社員でもパートでもないし。


んでその女の子の中に、実家が八百屋の娘がおりまして・・・


ある日、松茸を持って出社してきたのですね。


「うわぁ~~♪それ、どうしたの?」


丁寧に編まれた竹かごの中に敷かれた杉の葉の上に

特大の松茸が5本(≧▽≦)

離れていても薫る芳香・・・すごすぎる(o^艸^o)


「社長に頼まれたんですよ~」


なんでも社長がお使い物にするために、その娘のお父さんに

市場で競り落としてきてくれるよう頼んだそうなのね。


確かに八百屋さんなら目が利くし、仕入れ値で手に入るから

お徳かも。


社長の希望は2万円以内。で、仕入れ値1万8千円の極上品。


売値は3万~5万!(@Д@;


まぁ、まだバブルの名残があった頃だからねぇ~


それにしたってすごすぎる!


とにかく見たこともないくらいデカイのよ。

そのくらいデカイとカサが開いたりするんだけど、形も完璧♪


・・・って、この大きさ、太さ、形って・・・


(//・_・//)ボッ!


女4人で一斉にソレを思い浮かべて無口になる・・・


と、思ったら・・・Yさんが「こ・・・これ・・・」


5本の中の1本を震える手で指差した。

松茸を持ってきたCちゃんがそ~っとその1本を取り出してみる。


中でも一番大振りなその1本。よりにもよってカサの頂上に

穴が開いてやがる!( ̄Д ̄lll)

しか~も!

穴からカサの淵まで、スーッと1本の溝というか筋がついてる。


大自然の驚異!


こんなのアリかよ?



もうその完璧な擬態ぶりに(何に擬態しているかは追求しないように)

笑いが止まらねぇ~よ~(≧▽≦)


花も恥らう乙女の集団(?)が、○○○にクリソツな松茸を囲んで大爆笑!


「これ、食べるのって勇気いるよね~」


「っつうか、料理するとき切るのヤダろうなぁ~」


「割くとか?って、割くのもイヤよねぇ~」


「丸かじりしたら?」


「でぇ~~○○○松茸丸かじり!」


ついに言っちゃいけないピーワードまで飛び出したよ。おい!(^▽^;)



しばらくの間私達は、あの松茸のその後が気になって仕方がなかったのでした。



「バカ」って言うか、またエロネタでしたね(;´▽`A``

あははっ♪ごめ~ん(あまり反省はない)