以前投稿した出版社から、電話がかかってきました。


正確には、その出版社から暖簾分けした子会社。


今ごろ何のご用でしょう?


詳しく話を聞くと、「新しい会社なので出版実績を作りたい」

とのこと。


ほ~( ̄ρ ̄)


で?それと私と、何の関係があるのでしょう?


「以前○○社(親会社)の方で、出版までには至らなかった

作品の中でも、特に勿体ないと思われる方だけにこうして

ご連絡差し上げてる次第でして・・・その後、新作の執筆などは

なさっていらっしゃるのですか?」


は?


なさっているも何も・・・最近はエロ小説しか書いておりません。


「いやぁ~そんな・・・他人様にお見せできるようなものは何も・・・

ごにょごにょ ・・・


以前、出版まで至らなかったという経緯もね、結局は「協力出版」

(出版社の全額負担ではなく、本人負担もありの・・・まぁ自費出版の

気の利いたヤツ。自費出版よりかなり格安だがそれでも100万強の

自己資金が必要)

というスタイルだったんで、こちらからお断りしたのね。


どうしたってお金ないモン( ̄* ̄ )


「あの~前の時も、協力出版という事でお断りしたんですけど・・・

今回も同じような要件ですか?」


「え?あ・・・そうなんですか。ええまぁ。正直いってしまうと。

しかし、そうですか。そうですよね。」


なんか一人で納得してる・・・何なの?いったい・・・


「いえ、なかなか今の時代、全くの新人さんを全面出資という形で

売り出す事は難しくてですね、でも中には○○さん(私)みたいに

埋もれているには惜しい方もいらっしゃってですね・・・

それで協力出版という形でお願いさせていただいてるんですが

でもそうですよね。「自己資金」とか言われても、難しいですよね。」


前にも同じようなこと言ってたなぁ~


ま、理屈は分かるけどさ。


でも、会社が全面出資に踏み切れない程度の才能ってことだよね。

しょせんそんなもん。ほほほ~だ ┐(T ▽ T)┌


どういうわけだか、他の出版社でも同じようなこと言われてるしね。


出版業界の常識なのか、単なる営業なのか・・・


真相は分かりませんが、真実は一つ。


無い袖は振れん!!


「また、さらなる秀作が上がった時には、ぜひ拝見させて下さい。」


某出版社の編集様は、そう言って残念そうに電話をお切りになりました。


まぁ、次はどこに送るか分かんないけどね~

ま、どこに送っても似たり寄ったりの返事ばっかりなんだろうけど。


だってやっぱり、名のある賞を取らない限りデビューは無理らしいからさ。


活字離れの現代じゃ、無名の新人を売り出すとゆ~賭けは

出来ないんだって。


う~ん・・・そ~かぁ~・・・そ~だよなぁ~


まぁあてど無い夢を追いかけるのも一興。

だから人生は面白い(^o^)


のんきに執筆は続けようと思います。