1月12日から始まる新ドラマ。
以前からことあるごとに「好きだぁ!」と連呼している
東野圭吾さんの原作です。
もちろん原作は読みました。
かれこれ3年も前でしょうか…
私が買ったのは文庫本ですが(ハードカバーは高いので
ほとんど買わない…セコイ!)800~900ページくらい。
ちょっとした辞書のようなサイズです。
読んだあと、「良かった~」という記憶はあるのですが
どんな話だったかは思い出せない。
んで、本棚から引っ張り出して再び読んでみることにしました。
まだ最初の10ページ目ぐらいですが、全然思い出せない(--;)
どんなだっけかなぁ~???( ̄ ^  ̄)
我ながら記憶力の衰退に呆れるばかりですが、まぁもう一度
楽しめると思えばお得なのか?
そんなわけで、ドラマが始まる前にまた読破します(^_^)v
ドラマを見るかどうかは、まだ分からないですけど…
でも、東野小説は『人間』が良く書けていると思います。
ジャンルはサスペンスorミステリーですが、本当のジャンルは
『人間模様』だと思います。
生きることの苦しさや喜び、楽しみ、哀しさなど…
物語の中で息づく人々に足りないものは何で、何を求め
何に餓えていたか…
とても丁寧に書かれています。
共感が持てるのは、それを決して美化することなく
人としての醜さや弱さを容赦なく書ききっていること。
美談や偽善で済まさない彼の厳しさは、逆に優しさにさえ
思えるのです。
「どんなに汚れてしまっても、生きる権利はある」……と。
ドラマがどんな出来になっているかは分かりませんが、
東野ワールド…お勧めです(^^)
お時間のある方は、ちょっぴり覗いてみてはいかがでしょうか。