いい加減に終わらせろ?

ごもっともな話でございます。

字も小さくてゴチャゴチャしてて読みにくいですが、

今しばらくお付合いをお願いしますm(_ _)m


会社の方は、目に見えて衰退していきました。

利益率の少ない仕事をいくらこなしても、純利はわずか。

苦しいのはどこも同じ、支払いを分割でと申入れるところも

あれば、まったく支払いをせずに逃げた顧客もいました。


実際に、周囲では社長が首をつってしまった看板制作会社とか

破産宣告をした人もいましたので、どこもかしこもシャレじゃ

済まされない状況でした。


そんな時に、我社の筆頭顧客だった建設会社のメインバンクが

倒産したのです。

NC銀行…ニュースでも大騒ぎでしたね。

その銀行の不良債権のほとんどがその建設会社だったことから

我が社もいよいよ退っ引きならないところまで追いやられます。


サラリーマンに戻ることは、私の方が提案しました。


浮き沈みのある収入では、家計を維持することもできない。

定期的な収入があれば、なんとかがんばってやり繰りしてみるから

…と。


一度他人の管理下から逃れてしまった人間は、他人の下で働くことに

抵抗を覚えると言います。

ダンナも勿論そうでした。


口惜しかったと思います。

その気持ちは痛いほど分かりましたが、渋るダンナにまず勧めたのは

就職活動ではなく資格取得です。


私はその少し前から、色々な資格を取っていましたが、ダンナにも

勉強することを促しました。


フォークリフト・ボイラー技士・大型二種自動車・大型特殊自動車


わずかに残っていた余力をはたいて、これらの免許を取得したのです。


そして、身を切られるような思いで会社を閉鎖しました。


最初に入ったのはタクシー会社。

収入は半月で7万円。

なぜ半月かというと、入社して半月で辞めてしまったからです。

タクシー会社には簡単に入れたものの、やはり満足できるわけもなく

2週間後に求人募集のあったバス会社の面接に行ったのです。


運が強かったのか、3人の募集枠に何とか潜り込み、タクシー会社には

「知人の会社から、手伝って欲しいと頼まれた」とウソを付いて辞め

晴れて観光バスの運転手として人生の再スタートを切ったのです。




なんかもう、呆れられそうですが…明日は必ずケリをつけます。

ということで続きますm(_ _)m