「11日の夜に、浅草で飲んだくれて楽しかったの。」

なんて書いても、かなり疑問も多いかと思いましたので

(別に多くない?)

きちんと書こうかと思います。


別にたいした話じゃございませんがね(^m^)



まずは、私とTの出会いですが…


私は以前、中堅のデベロッパーの子会社に勤めて

おりました。


そこがヘンな会社でね。

親会社の事務所の一画に子会社があるんですよ。

もともとは親会社の賃貸課だったところを別会社にした

ために、そんな事態になったんですがね。


んで、私はその子会社の事務で、Tは親会社の総務課に

おったのです。

所属としては別会社。でも振り向きゃすぐ後ろに居るという

不思議な状況…


子会社の方は私と所長の二人きり、親会社の総務課は

8人ぐらいだったですかね。

所長がバカだったため、どうしても一人になりがちな私を、

総務課の面々は仲間として受入れてくれたわけです。

おかげさまで、彼らとは今でも仲良しです(^‐^)


そんな流れの中、金銭授受の面で何かと仕事上の絡みも多く、

最初は取っつきにくかったTですが,次第に仲良くなりました。

まぁ、ありがちな話ですな(^^;)


歳はTの方が1つ下なのですが、気が合うというのかなぁ~

とにかく一緒にいるととても楽しいのですよ。


でも会社にいた頃は、他の人達と比べても『特別』な存在じゃ

なかった気がします。

単なる仲の良い同僚。それだけの人でした。


当時の支店長が最悪で、何人もの人間が会社に見切りを

付けました。私とTもその中の一人…

奇しくも同じ日に辞表を出してから、私の中でTが特別に

なったんじゃないかと…

今思えばそんな気がするのです。


「明日から会えないんだ…」

そう思うと、たまらなく寂しかった。


恋とか愛とかの感情じゃなくて、ただ、漠然と辛かったのです。


彼が同じ気持ちでいてくれたかは分かりません。

でも、それからは毎日のようにメールをやり取りするようになりました。

内容は他愛のないものばかり。

遠慮のない、お互いに悪友と認めるほどの口の悪さが特徴ですかね。


そして現在…だいたい1~2ヶ月に1度くらいのペースで会います。

ただ単にお酒飲んで、バカ騒ぎするだけ。

世間様に恥じることなど、何一つしていません。


彼のことは大好きです。

ダンナがいなきゃ、もうとっくに食っちゃってるよ ┐( ̄д ̄)┌


でもさ~ダンナもダンナで、とっても愛おしいんだよね~

あ~あ!自分で自分が分っかりませ~ん。


とにかく、Tもそのことは百も承知なので、何のリアクションもありません。

まぁ、そこまで私のことが好きじゃないんでしょうが(--;)

でも、ホントかウソかは分かりませんが、相変わらず彼女も作らんと

飽きずに遊んでくれるのですよ。


微妙で中途半端で特別な存在。……それがTです。


たぶんこれからも彼との関係は変わらないでしょう。


それはそれで運命に感謝したくなるような気持ちです。

私の人生に彼が関わってくれただけでいいんです。

それだけで、充分すぎるほど私は恵まれてると思います。


歳を取ると、そんなふうに余裕が持てる。

歳を重ねることも…まんざら悪くはないですね(^‐^)