千葉でも更に田舎に住んでいる兄の友達の話です。


私も知ってる人ですが、彼の家は田舎の農家なので

広大な敷地に家が建っています。

田舎の家らしく、広い敷地の中には柿の木やら梅の木が

何本も植えてあって、時期になると実がたくさんつきます。


よくその前を自転車で通るオバサンがいて、彼の家の

前に来ると自転車を降り、ジ~っと家の方を見ている。

なんとなくいつも、「変な人だなぁ」と思っていたそうです。


よく見ると梅の時期には梅の木を。ミカンの時期には

ミカンの方を見ている。


そして当然今の時期は柿の方をジ~~~っと…


もうこのあたりで怪しい事件の匂いをぷんぷんさせて

いますが…(^^;)


一昨日の日曜日、彼が町中で用を足して帰ってくると

そのオバサンが堂々と自分ちの敷地に入り、せっせと

柿をもいでいる……( ̄□ ̄lll)


「あの~…」

彼が声を掛けると、オバサンは悪びれるふうもなく

「イイ柿ねぇ。今年は当たり年だわぁ。」

などと言い放ち、せっせと自転車のカゴに積み込み

何事もなかったかのように立ち去ったとか。


(オヤジかお袋が、とってもイイって言ったのかな?)

そう思ってその場は黙ってオバサンを見送った彼。

よく考えるとアホ丸出し(^m^)


夕飯時にその話をすると、誰も知らないと言う。

やっぱりオバチャンただの柿泥棒。


「あんなに堂々とされちゃ、分かんないよな~。」

そりゃそうだ。


そのオバサン、家の脇の畑に植わってる野菜も

ジ~っと見てることがあったとか。


恐らくかなりの被害に遭ってると見たね( ̄~ ̄)