人間30年以上生きてると、時々「大丈夫か?」
という人に遭遇します。
今日はそんな人々のお話。
私がのんきに事務職をしていた頃の上司(?)ですが
こいつがとんでもないバカで、私の仕事量は他人の
3倍はあったような気がします。
その会社には伝票入力システムというのがあって、
交通費や通信費などの申請は、そのシステムで入力
しなければいけないのですが、間違った入力をすると
「ピー」という警告音が鳴ります。
普通の人はだいたい5分前後で入力を終えるのに
ヤツはいつも40~50分座っている。
で、その間「ピーピーピーピー」
ず~~~~っと警告音が鳴りっぱなし。
そのうち腹が立つのか、PCに向って
「なんでちゃんと入らないんだよ~バカ~~~!」
………お前がバカだろうが。
総務の女の子に「壊れている」と訴えるが
無視される。
仕方がないので手書きの書類を人に回してよこす
「これ、何て読むんですか?」
文字がいつも達筆気取りの象形文字。
「え?これ?あれ?なんだろ…分かんな~い!」
自分でも読めない字を書くなっ(怒)
言語能力が稚拙のくせに、よくかむ。
「し」と「ひ」の発音がうまくできない。(江戸っ子か?)
こいつの名前が「ヒロセ」って言うんですがね
(もういいや実名で)
電話で思いっきり先方に
「いえ違います。シロセです。シ~ロ~セ!いやいや!
はしふへほのし!です。シロセです!」
そばで聞いてて、死にそうになる。
電話の向こうの方の戸惑いが、痛いほどよく分かる。
「ヒロセなのか、シロセなのか…」
ヤツが口を開くたびにその戸惑いは大きくなるらしい。
で、結局「シロセ様」で郵便物が届く(爆笑)
「なんだよ~あれほど電話で説明したのにな~」
だからだと思いますが?
他にもこいつ、入力間違えるとPCの電源ブッ千切る
常習者でもありました。
人が苦労して打ち込んだエクセルの関数を、全部
消してくれたこともありました。
「大丈夫だよ~しばらくすると直るから。それ。」
私が直しとんのじゃあぁぁぁっっ!!!!(ブッチン!)