今書いている小説が、佳境に入った。

最終章・・・どう終結させるか最大の山場。


最初は「何か感動するものが書きたいなぁ~」

程度のプロットしかなかった。

こんなのプロットって言わないか(汗)


最近、感動に薄くなっている人間が、感動モノを書こうだなんて

身の程知らず、ここに極まれり!だろ。


とにかく感動といっても、これ!ってテーマが浮かばない。

「やっぱ重要人物を殺すしかないんかなぁ・・・」

などと恐ろしいことをのたまいつつ

何の材料もないまま、執筆を始めてしまった。

今考えると、その無謀さに冷汗もんだわ。


んで、あっち行きこっち行きしながら

青息吐息でここまで来た・・・と。


最終的に主人公(♀)が死んじゃって、ラスト!

って話なので、今が一番書いててキツイ(汗)


自分が決めたことなのに、「何とかなんねぇかなぁ」

などと、主人公を生かそうとする私の良心(?)が現れて

いろいろ邪魔するんだ。あ~あ・・・


幸い今まで、命の危険にさらされるようなことも

自ら命を絶とうと思ったほど辛い思いも

したことがない、ぬるま湯生活送ってきた人間には

「生と死」って、かなり重いテーマだよなぁ・・・


今頃気付くってのが一番バカっぽいけど


でも、たぶん今まで生きてきた中で

一番真面目にそのことを考えてる気がする。


悟りの境地には至らないけれど、

少しは成長するんじゃないかなぁ・・・

などと勝手に悦に入ったりしてる。


自分もいつかは死ぬのだし

それは避けられないことだから

もう少し、生きてることの意味を考えてみようと思う。