「お母さん、何度もごめんなさい。。。」 | 静岡 美しい姿勢で歩くためのウォーキングレッスン&美容整体

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心と身体を整え、地に足をつけて美しく歩く方法をお伝えします。            

以前

「母との関係」

という記事を書きました。

 

この経験で母に対して

 

素直になる!

優しくなる!

 

そう決めたのに

またやってしまいました。。。えーん

 

 

ある夜、

母から電話がありました。

 

母 「もしもし、、、」

 

私 「何?どうした?」

 

母 「ちょっと声が聞きたくなって。。。」

 

私 「ふ~ん。今、ちょっと外にいるから

   用事がないんだったら切るね!」

 

母 「あー、そうなの。。。」

 

私 「そういえば、お昼に買ったお弁当食べた?」

 

母 「そんなの食べてないよ。

   最近食欲ないんだから。。。」

 

私 「だったら買わなきゃよかったじゃん!!ムキー

   せっかく買ったのに!」

 

母 「だって、、、ほんと食べれないんだもん。」

 

私 「調子が悪いんだったら余計食べて

   栄養つけなきゃダメじゃん!

   とりあえず今忙しいから切るね!」

 

ガチャッ

と電話を切りました。

 

母から電話があった数時間前

父と母と買い物に出かけ

 

二人が夕食をつくるのが

めんどくさそうだったから

お弁当を買ってあげました。

 

母は、1か月ほど

風邪っぽい症状が続いていて

 

調子が悪いときは

歩くこともできないほどでした。

 

病院に行ったら?

と何度か声を掛けたけど

行きたがらなかったので

そのままにしていました。

 

その日も足を引きづりながら

買い物をしていました。

 

そして夜

冒頭の電話のやりとりで

 

“お弁当食べたよ。ありがとう”

 

という母からの言葉を

期待していた私は

 

“そんなの食べてないよ”

 

という期待と真逆の母の言葉に対し

腹が立ち、冷たい言い方で

電話を切ってしまいました。

 

でも切った後

胸がざわざわして

気持ちが重くなりました。

 

母の体調が悪いのは知ってたし

食欲もないのもわかってた。

 

母の言葉に期待してたからこそ

腹が立ったこともわかってたから。

 

翌日

やっぱり母が心配になり

電話をしてみました。

 

そしたら

母は話すのも辛いほど

苦しそうでした。

 

その時の会話がこんな感じでした。

 

普段母は、背中を痛がっていたので

 

私 「身体をマッサージしに行こうか?」

 

母 「マッサージしたって変わらないよ!」

 

私 「じゃー、行かなくていいんだね!!」

 

母 「来てもいいし、来なくてもいい!!」

 

私 「じゃー、行かないからねムキー!!!」

 

と、またキツイ言い方をして

電話を切ってしまいました。

 

前日とまぁーったく同じパターンで

 

母の

“マッサージしたって変わらないよ!”

の言葉で

 

“私のマッサージは価値ないってこと?”

と勝手に思い込み

 

それに加え

 

あまりにも母が辛そうで

何もできない自分にイラ立ち

 

辛そうな母に対し

逆に

冷たい態度という

攻撃してしまいました。

 

それから3時間後

姉からメールが来ました。

 

“母の様子がおかしいから

大きな病院の救急に行くよう

手配したから。

送り迎えは弟にお願いしたから。”

 

という内容でした。

 

そのメールを読んだ時の

私の気持ちをご想像できるでしょうか。

 

たぶん、兄弟の中で

私が一番母の状況がわかっていました。

 

風邪の症状が1か月続いていたこと。

背中が痛いといつも言っていたこと。

歩くのも困難な時があったこと。

1週間前から食欲が激減していたこと。

 

そして

昨夜、私の声が聞きたいと

心細そうな電話をかけてきた・・・こと。

 

自分が母に対して

やってしまったことの

後悔、、、

 

そして

 

母がどれだけ辛かったのか

を想像すると

悲しく胸が苦しくなりました。

 

私の中の“期待”という思い込み

そして、素直に優しくなれない自分に

嫌気がさしました。

 

あー、私、何やってんだろう。。。

 

って。

 

また同じことやって

母を傷つけている・・・

 

 

母は、大きな病院で検査してもらい

びどい病気にかかっていたことが

わかりました。

 

しかも

本人も気づいてなかったけど

3年前からその病気に

かかってたみたい叫び

 

ただ、薬で治せる病気だったので

通院という形で済みました。

 

でも、もしあと少し遅かったら

大変なことになっていたようです。

 

もし病院に行くのが遅れ

命が失われたら・・・・

 

母との最後の会話が

あの冷たくしてしまった電話だったら・・・。

 

と思うと

胸が苦しくなります。

 

実は、母が病院に行った後

私は、情けなさと恥ずかしさで

何日か連絡ができませんでした。

 

母に対し

なんて言葉をかけたらいいか

わかりませんでした。

 

そしたら

 

父から、母を病院に送ってほしいと

連絡が来たので

これを機にと思い母に会いました。

 

母は、思った以上に元気になっていて

食欲も回復していたので安心しました。

 

そこで私は

 

「〇〇炎だったんだってね。、

辛かったでしょ。

辛い痛みによく耐えたね。

回復してよかったね。」

 

と伝えることができました。

 

そしたら母は

「〇〇炎がなんで辛いのがわかるの?」

 

そこで私は

 「ネットで読んだから」

と答えました。

 

そしたら母は

 「そうなの(^^♪」

と自分の辛さを理解してもらえた

ことに、とても嬉しそうでした。

 

この一連を振り返り

私はたくさんのミスをしていたことに

気づかされました。

 

心理学の先生がこの記事読んだら

 

“突っ込みどころ満載だなー”

って言われそう。

 

その満載の中でも

一番は

母からの言葉に対し

 

私目線の思い込みや

期待をしていたことで

 

母が病気で苦しんでいる

という真実が見えなくなり

 

感情のみで行動してしまい

母を辛い目に合わせてしまったこと。

 

もし思い込みや

期待をすることがなければ

 

母が電話口で言った

 

“そんなの食べないわよ”

“マッサージしたって変わらない”

 

は病気で苦しいから

こういう言い方になっただけ

だと気づくし

 

そもそも

そこに焦点があたらない。

 

母の状況をすぐに判断し、

病院に連れていくなり

励ましの声をかけることが

できたと思う。

 

この経験で

自分自身がどれだけ

真実を見ずに

感情で行動していたことに

改めて

気づかされました。

 

前回の記事

「母との関係」

 

で気づいたつもりでいたけど

真にわかっていなかった。

 

真にわかっていなかったから

また同じことを経験をし

 

いい加減気づきなさいよ!

と教えてくれたんだと思う。

 

このような経験は

本当に私がわかるまで

経験させられるんだと思う。

 

その度に

母が身体を張るハメに・・・

 

そう思ったら

もういい加減わかろうと

と思った。

 

それもしても

 

もし今、心理学(ACIM)を

学んでいなければ

 

今回のことは私の中の

大きな罪悪感という足かせに

なっただけになったかもしれません。

 

こういった経験で

自分自身の心を少しはモニタリング

できるようになったから

 

この経験が私にとっての

苦しみだけではなく

 

気づきという形で

この先に繋げるんだと思う。

 

でもお母さんには

本当に申し訳なく思います。

 

お母さんいつも身体を張って

気づかせてくれて

ありがとう!

(本人はわかってないけど。。。)

 

 

■Ayu-Walk