意志在るところ道は拓ける -4ページ目

2007/05/17

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わたしも彼と同じく大切なものを失ってしまったのではないだろうか。



胸にポカンと穴が空き

愛していた笑顔や湖のような瞳や薄情な口を夢に見る度、それは日増しに大きくなるばかりで

やがて薄暗い闇の中に蹲り座っている。


今でも彼と居た白樺の森の中で生き続けている。


あの朝陽が身を心を焦がすように思えた時が今更にわたしを燃やし尽くそうとする。



どれほどの時間が過ぎ
何ら変わり無い素振りで息をしていても

独り、百檀の薫りを吸い込み永遠に抜けられぬ殻に閉じこっている。


まるで殻の中で死んでしまった雛のように
しかしその中に居場所を見つけ、ここから出さないでと願っているのだ。



誰も包み込んではいないのに、ここはとても暖かく居心地が良いんだ。

2007/05/14

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5月13日 18:50
制作2日目デッキ完成

オールドウッドな感じにしたかったが巧く新品感を隠せず。

インテリアの職人に聞いたのだが、濃い珈琲を染み込ませると使い込んだ古木に近似した良い味が出るらしい。


仕事場の珈琲豆をちょろまかして来なければ。


木彫りは葉っぱのフレディを彫り終えた時点で断念だ。

右腕のきんに君が悲鳴を上げるのだ。ホイップクリームを日々泡立ててくれるあいつを泣かせる訳にはいかないのだよ。

しかも色を着けてしまい殆ど同化してしまった為にあの頑張りは半減だ。


しかし、物創りに取り掛かっている時の意欲はとにかく素晴らしい、と自画自賛してしまう。



あの時、諦めずに靴職人を続けていれば成功への道を拓けていたかもしれないと思う時がある。



趣味を仕事に確立させた人はどんな感覚で働いているのだろうか。


スノーボードイントラの知人は『好き』を仕事にしたのだが、コンディションも悪く滑りたくないとゆう気分の日にも滑らなければならない義務的な感情がとても嫌になると言っていた。

趣味は趣味のままが良い、と言った。


確かにいくら好きでも人間であるから心身がそれに向かわない時もある筈で、わたしなど3日目にして意欲が逸れ始めるのだから根気とかの問題になってくる。

それに、わたしは義務的な事になると全く手が進まなくなる。

期待に沿いたいと思うと驚くほどイケてないものが排出される。


時間があるし何かしよかーくらいの勢いで取り掛かると、脳内創造力が無限なのだ。



わくわくさんとゆう物作りのプロが居るのだけど、あの人もきっと好きを仕事にした一人だろうが、たまに眼鏡の奥に冷めた眼差しを見せる時がある。
全くのわたしの主観だが、気持ち此処に在らずと感じる時すらある。



個人の気の持ち用であって結論付ける事は無いが、一つ言うならばわたしは趣味が多過ぎて決めかねる。


そして今の仕事が好きだ。

そしてだ、冬物の衣類を今し方クリーニングに出してきたのだが料金が高くて無理矢理後払いにしてもらってきた。
ぼったくり店主に鼻で笑われた。

店主よ。

数在る店の中から選んだのだから受取に行く日までににその料金表、悔い改めるのだ!

八割目

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