先週楽日をおえてしまったので今更なのですが毎回感想を綴らせて頂いてるので今回も書かせて頂きます
アンドエンドレスの皆さんが演じる「桜の森の満開の下」---舞台で見るのは今回が初めてでしたが、実はDVDで観たことがあって、私はその時からこの作品の大ファンだったんです。
ムーランの時からアンドレの皆はこっちにもちょこちょこ取り掛かってて、その本が置いてあるのを見かけるとムーランが一瞬頭から離れてしまっていた事を思い出します。
それくらいこの作品が大好きで
生で観る桜の森はどんなだろうって、ずっと楽しみにしていて約三ヶ月。
久しぶりに踏み入れる舞台という空間になんとなくの緊張がありました。が、、、、吹き飛ばされちゃう感じ。
ゾクゾクして、胸が高鳴る感じ。
完全に役者としての目線を忘れて観てしまった。。。不覚だった。。
DVDなんか目じゃないね。
つい三ヶ月前まで一緒のステージに立っていた時には、一緒に闘った同士だったはずなのだけれど、目の前に居る彼らはやはり、私とは少し離れた、もしかしたら少し高い壇上の上にいて、それが、そういう事なのかもしれないと思わされた。
あ、なんか理解しがたい表現かしら
何と言うか、大事なことは、そこに立ち続けることなのかもしれないと、そんなふうに思ったりしたんです。
私は、おばあちゃんになっても、おばあちゃん役のプロフェッショナルでいたい。
一生現役!!☆
だから、立ち続けないと
何年前の作品かは分からないけれど、
作品が生まれ一度味わってしばらく寝かす。
例えば、煮物だったり、洋服だったり。
それは、味がぐっとしみ込んでこくが出たり、過ぎる時間の中でコーディネートのレパートリーが増えたり。
大切に温めていると同じものでも全く違う表情をみせる。
過ぎた時間と共に自分も変わって行くから。
同じ人が同じ事をしても同じに見せない、素晴らしさは、その人の過ぎた時間の中にあるんだろうなぁ。
とても深みが増して安定感があるのに胃袋がちょっと上の方に持ち上げられてるようなゾクゾク感があるお芝居でした。
昔の小説が原作なので、普通に読んだら???なんですがアンドレはここに色んなスパイス加えてますから♪
とかくアンドレらしく、舞台演出も美しいし。
今回の舞台に友達のヘアーメイクさんも別で来てたんですが、その人がね「久しぶりに芸術にふれました」って言ってて。
そうやって人の心動かしちゃう作品って凄いなぁって。あ、普通の感想なんだけど(笑)純粋にそう思って。
私も頑張ろうって思いました
やっぱり大好き。。。
いつかやりたい。。。
もう少し貫禄がついたら。。。
もっと芝居上手くなったら。。。
もし私がやれる日が訪れたとしたら
皆さん絶対見に来て下さい
アンドレの桜の森の素晴らしさ、伝えます
(もし私がやらせていただけなくても再演がありましたらそちらを是非ご覧くださいね!)
私も、
芸術に触れた瞬間でした