今日は某団体の朗読公演を聴きに行って来ました。
いわゆるユニット公演というやつで、各方面から
演者さんを集めて来てやるプロデュース公演です。
なので、毎回出演者が違うんですよね。
私と同門の朗読者さんが2人出ていたので、やはり
同門のおじ様おば様方5人で行きました。
ちなみにその団体の代表者の方も同門といえば
そうなのですが、私がその先生に師事するずっと
前に辞められているので、私は面識がありません。
でもその団体の公演は前に1度行ったことがあります。
その時は客に対する配慮のなさに呆れ、出演者が
なぜかみんな同じ読み方をするのが気持ち悪くて
その後、ずっと行く事はありませんでした。
今回は出演する同門の方に熱心に誘っていただいたので
あれから数年経っているし、少しは変わっているかも?
と興味を引かれて行ってみたわけですが…
正直に言います。
あ、これはあくまでも個人の感想で、真逆に感じる方も
いると思います。
実際、一緒に行ったおば様の1人は「私はこういうの
好きよ」って言ってたし。
でも私は、痛くて見ているのが辛かったです
10組(9人+3人グループ1組)出演しているので
ちゃんと「朗読」になっている方も何人かいるのですが
代表の方を始め、大半の方が「荒立ち」だったんです
よねぇ
荒立ちというのは、舞台の稽古の初期に台本を持って
立ち稽古をすることです。
つまり、「朗読」ではなくて、「演技」だったんです。
代表の方が事務所に所属して女優のような事もなさって
いる方らしいので、おそらくその関係で出演した方も
いるんでしょうね。
役者が朗読をすると陥る罠に多くの人がハマってるって
感じでしたね。
私も役者でそういう道を通って来たので、ちょっと
モゾモゾしちゃいました
偉そうなこと言ってるけど、私だって「朗読」が出来て
いるかは怪しいし
「朗読」と「演技」の違いって、感覚ではわかるけど
言葉にするのは難しい
とりあえず、現在読む場所を探している私なのですが
自分的にはもっと「朗読」に寄った読み方をする
場所がいいなぁと思いました。