自分の知らない世界…

新しく知った世界に興味を持つのは自分の中ではいい事と捉えているけれど、子供の頃母には「すぐいろんなことに夢中になるねぇ…」と言われた覚えがある。

いろんなことに興味を持ちすぎる、人の影響を受けやすい…と言うのは悪く言えば流されやすい?🙄


でもあの陽水さんだって、自分は人に影響されやすい…と仰っていたので、、、

自分に都合よくいい事だと捉えておきます(笑)




今年も残すところあと3ヵ月程で終わってしまいますが、早くも今年の私の最大の後悔は、玉置さんの薬師寺公演に行かなかったことに決定しました(´._.` )


この間の「音楽人 玉置浩二」でのその時の様子を観てもそう思ったし、最近西本智実さんってどんな方だろうと興味を持ってから、余計にそう思うようになりました。


とは言ってももう過ぎたことをうだうだ言っていてもどうしようもありませんので…
目先は未来へ…✨





その公演について、西本さんは、

「小さな鳥が、音楽の中力強くさえずり歌った時、オーケストラの弦楽器メンバーが鳥の声とも調和しようとした瞬間は、私が知る最も美しい情景の瞬間でした」

と綴っていました。



西本さんの指揮、YouTubeにもたくさんアップされていたのですが、この惹き付けられるような魅力はなんだろう…

他の指揮者とは明らかに違うところ。



軽やかな曲調のところは弾むように、流れるところは踊るように。
表情も豊かで、少し微笑みもみせる。
そして激しいところは意志のある表情で。
指揮をしている指先までも神経が研ぎ澄まされているよう。

演奏者への指示がホントにピンポイントで細かい。


オーケストラの指揮なんて、マジマジと見たことなんてない私ですが、こんなにたくさんの動きや表情をする指揮者は見たことないですね。


クラシックは1曲がとてつもなく長いですが、あれだけのダイナミックな動きで全奏者を指揮しまとめあげる。体力も相当必要なのではないでしょうか?

あ、そういえば玉置さんのシンフォニックコンサートでお姿は拝見しているのですが、身長そんなに高いように見えませんでしたが、168cm位あるそうです。
舞台映えもしますよね✨


そしてあの端正なお顔立ち…
大学在学中、宝塚音楽学校の生徒に上級生と間違われ挨拶されていたそうです。








小さい頃、ピアノ、バレエ、フィギュアスケート、習字etc…いろいろ習っていたそうなのですが、あの指揮での表現の仕方はバレエからきているんじゃないかと。


4才でロシアのバレエ「白鳥の湖」を観て、幼心に「素晴らしい!!」と思ったそうです。
そして視覚的には悲しいと分かるが、それが何か?

「言葉のない感情表現」

「より感覚的に訴えかけてきたものが音楽」

「指揮者の加減」


同じ演目でも日によって違って聴こえる疑問こそが指揮者に憧れるきっかけだったそうです。

オーケストラのスコアを見て、ピアノは2段だけど何10段もある。書けるようになったら読めると思った。


そして音大は作曲専攻にしたそうです。

音大卒業後
日本→ロシア→ヨーロッパ→アメリカと渡ったらアジアが動いた。
日本→アジア→ロシアは自分のやり方ではなかった。
いつも違う道から入るのは、過去に通った人が居なかっただけで、道がない所ではなかった。

その間、指揮者を辞めたいと思ったことは一度もなかったそうです。逃げたいと思ったことはあるそうですが^^;
(一緒にしたくないが…その時大恋愛をしていて💞)西本さん談(笑)


アジア人、女性…いいこともあれば悪いこともある。

ロシアで指揮をしていても「外国人でしょ?」
「女性だから…」というのは日本が一番多いそうで、「日本で大変だったでしょ?」と海外で言われるとか。






私の中では、
指揮者って何をしているんだろう…
拍子をとっているのは当たり前に分かるんだけど…



これ。完全に西本さんの4才の頃の感覚の足元にも及びません(・・;)


それについて、とても具体的にお話されていました。
指揮者の仕事というのは7割がた机上作業で、まず全ての楽器の譜を読み頭に入れるそうです。
そこからのお話で、朝起きてまずベッドの中でやる事。大体1時間くらい。


楽譜を頭の中に描きながら、音楽を頭の中で鳴らしてしまう。
まだ構築途中の曲だったら、自分自身がまだ見れていないところ、意志が薄弱なところの音楽が頭の中でストップしてしまう。
20いくつかある段、ひとつひとつの段、いろんな楽器に焦点を当ててその音を頭の中で鳴らしていく。ミキサーみたいでしょ?
自分の頭でミキシングしていく。
ミキシングの分量も、もっとホルンを強く出してみようとか…。
その強く出した音をイメージして全体の音を鳴らしてみる。



これ聞いて、ほえ~~~(゚o゚;の世界でしたね。

「指揮者ってこんなことをしてるんだ(゚o゚;」
「だから指揮者によって演奏が全く違ったものになるのか…」

やっとわかった気がしました。

でも私、指揮者によって演奏が変わるって、その場で直ぐに比べて聴かないときっとわからないと思います(・_・、)




来春の玉置さんのシンフォニックコンサート、やっぱりまた西本さんの指揮での公演を選びました。

でも玉置さんも見たいし西本さんの指揮も見たいし……

玉置さんの声を堪能しつつオーケストラの調和を感じる…


なんてそんな高度なこと私にできるはずがありません(._.)


で、探したのがこちら。。。





ここ、同じ県内のこの間沖仁さんのコンサート行った長野市よりも断然近い。
その近くまで時々買い物行くし道も知ってる!(もちろん下道^^;)


昨日も今日もチケットサイトの購入画面までいきながら…ポチッとができない私。


陽水さんと玉置さんのコンサートの間なんだよね…一週間挟んで。
(また陽水さん…行きますよ😎)






何も言われないだろうけど…
言われないと思うけど…


いいかげん無言の圧力が(;゚Д゚)!







無言ほど怖いもの…無いよね(--;)