フラメンコギタリスト沖仁さん


私が沖仁さんを知ったのは何がきっかけだったんだろう?
と思い返してみると、玉置さんと一緒にテレビに出ていたのを見てから…ですね✨

その当時はまだそんなにも注目していなかったと思いますが…(^^;;



以前沖仁さんのことをブログに書いた時から、ぜひ生のフラメンコギターを聴きたいと思っていました。

この秋に私の住む県内で、沖仁さんのソロコンサートがあることを知っていたのですが、その当時(今もですが(^^;;)いろんなコンサートに行き過ぎていて、ちょっとセーブした方がいいかな?
なんて思っていたのですが…


背中を押されてしまい(笑)…


チケットポチッとしていました。
しかも発売日当日に(^^♪


場所は、勝手知ったる長野市。
この場所には目をつむってでも行けるんじゃない?という程通いましたからね🚗 ³₃




玉置さんのコンサートから1年ぶりです。





玉置さんがやった大ホールもそうなのですが、今回の少し小さめのリサイタルホールも、舞台と客席との距離がとっても近い。

今回発売日当日に取ったチケットで、その時に場所も分かっていたのですが、前に座席がない2列目。最前列も同然です。(またまたいつものごとく端の方ですが(笑))







このコンサートのスタイル。沖仁さんにとって初の独りコンサートらしいのですが、これがフラメンコギターの原点らしいです。


中2の時にエレキギターでロック、高校生になりアコギでビートルズやサイモン&ガーファンクルを弾き、高校卒業後クラシックギターを弾き始めてスペインや南米の曲が好きになり…

そこからフラメンコが視野に入ったそうです。



私、元々フラメンコは踊りが好きだったのですが、あの情熱的な曲も💞💞🎶
なんかそそられてしまうのです(/ω\*)♥



やっぱり中南米の曲も通じるものがあるのか…





たまたま買い物に行っていた時に、遠くから聴こえてきたこの雰囲気に、買い物もそっちのけで見入ってしまい、しかもCDまで買ってしまいました(^^;;
やっぱり好きなんです…こういう感じ💞
(謎の血が騒ぐ😎)



すみません…
脱線しました。



「行かなきゃ何もわからない」

単身でスペインに渡り、スペインの三大フラメンコギターコンクールのひとつで、日本人として初めて優勝しました。

その時の様子を密着取材した「情熱大陸」がオンエアされて反響を呼んだそうですが、ホントは一人で行くはずが、なぜかテレビクルーも一緒だったらしいですね(笑)


コンクールだけど、「勝った負けた」は考えない。
小さな戦争みたいになってしまうから…

その先に音楽ってあるのか?
聴いてくれる人が笑顔になり、元気になること。

だから「俺のギター凄いだろ?」とは違う。




沖仁さん=前髪長い(笑)

イメージだったのですが、開演しステージまで歩いて私の目の前を通り過ぎて…

「お!短髪!!」

こっちの方が断然カッコイイですね✨
衣装もカチッとした感じではなくシンプルで。
シュッとした黒のクロップドパンツ、素足にスリッポン。

なんか雰囲気とか格好が息子に似ていて、このコンサートの間中、何だか変な感じでしたが(笑)




初めてのフラメンコギターのほぼ生音。
ギターの柔らかい音も好きなのですが、やっぱりフラメンコギターと言ったら歯切れのいい軽快な音が魅力ですね。


今回、ギターは2本使いましたが、フラメンコギターには通称「白」と「黒」があるらしいです。

「白」は見た目も白っぽい木のシープレス(糸杉)を使い、歯切れの良い、鋭い音が特徴。
対する「黒」は赤みの強い木マホガニーとかローズウッドで出来ているそうで、音に深みがあるそうです。

どちらもそれぞれの音の良さがありました。


フラメンコギターと言うと、激しく乾いた音で掻き鳴らされるイメージですが、少しスローテンポで柔らかい音で奏でられる曲もいいなぁ~と思いました。

他にもクラシックメドレーとして、聴きなれたクラシック曲も演奏されたのですが、すっかりフラメンコバージョンでしたね。

和の感じの曲で、「さくらさくら🌸」も見事にフラメンコ色でした。


今回のコンサート、独奏ですから沖仁さんのギター1本のみでの演奏なのですが、もうひとりどこかでギター弾いているんじゃない?と思うくらい厚みがある演奏でした。

弦を掻き鳴らすラスゲアード奏法では指が20本くらいあるんじゃない?(笑)と思うほどたくさんの音が鳴り、ゴルペ奏法という指でボディを叩いてリズムを刻む音ありの、これぞフラメンコギター!!という私の期待どおりのものでした。


ギターソロでも、パルマという手拍子と、サパテアードという足踏みが入ることによって、よりフラメンコになりますが、次に機会があればそんな構成の曲も聴いてみたいですね。








フラメンコは楽譜なんてない世界

「人生で起こる深い感情、すごく辛いことから歓びまでを全部そのまま受けとめてくれる、大きな器を持った音楽」


それが沖仁さんの感じるフラメンコの魅力なのだそうです。


熱い情熱だけでなく、歓び哀しみまでも表現できる素敵な世界に魅了されてきました。






フラメンコギターに浸る前…

長野市でパンケーキと言ったらココ!というお店を探し、念願のパンケーキ食べましたが、そのお店で流れていた曲、スペインなのか中南米なのか…
何だかそんな感じの曲でした•*¨*•.¸¸♬︎

そう思ったらお店の雰囲気も何となくスペインぽい?
なんてね(^^;;










近くなのでついでに善光寺も✨





これに注目👀✨


なんと…
旭川にも善光寺があるのですね。