安全地帯と玉置さんの曲の中で、ちょっと苦手な曲…
苦手と言っても、曲が好きではないとかそういうことではなく、曲自体はとっても好きなのですが、その曲を聴く度に呼び起こされてしまう、なんとも言えない切なさ![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
まだまだ安全地帯と玉置さんのファン初心者🔰の私ですが、今よりももっと何も知らなかった、安全地帯を再び聴きだした頃
いきなりYouTubeでアンプラグドライブの「好きさ」を見てしまい、衝撃を受けた。。。という話はもう何度となくしていますが、その後一番最初に観たDVDもアンプラグドライブだったのです。(この話もくどいほどしていますね^^;)
安全地帯と玉置さんの35年間にあったあんなとこやこんなこと。
この1年間でぎゅっと凝縮して詰め込んだので、いろんな知識が錯乱していて、物事の前後関係がよく把握出来ていないなかで、苦手になってしまったであろう曲。
前作「あの頃へ」より2ヶ月ぶりのリリースになった曲ですが、前作リリースの1992年と、この作品がリリースされた1993年とでは、たった2ヶ月しか経っていないのに、安全地帯と周りを取り巻く環境にとても大きな変化があった時期。
一番最初に私がアンプラグドライブを観た時には、多分感じていなかったのではないか思いますが、その後いろんな知識が埋め込まれたあとに生まれてしまった感情。
長いスパンで見れば、ひとつの通過点に過ぎないのですが、エンディングでのこの曲は、その後私がこの曲を聴く度に、何となく物悲しいというのか、切ない想いが込み上げてきてしまうのです。
安全地帯の曲なのに、たった一人で歌う玉置さんの姿。
このバージョンは、サックスが入ることで、前半は切ない感じなのですが、後半は力強さが感じられて、演奏としてはとっても惹き込まれます✨✨。
でも、わたしがそんな感情で観てしまうせいか、玉置さんの表現も寂しげで、声も不安定な感じなのです。
同じ理由で「微笑みに乾杯」も何となく切ない![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
指の隙間抜けて
こぼれ落ちたものは
砕けた悲しみの
かけら
両手でうけとめて
それでも落ちたものは
はかない喜びの
ため息
追い込まれた状況や、何かに絶望的な思いを抱いている状況でなくても、わけもなく切なさが込み上げてきます。
心が傷んでも
寒い夜はいつか終わる
だんだんと希望に向かって進んでいき、サビの部分で一気に霧が晴れていくように感じられます。
忘れないよ 新しい朝が
光りあふれ僕を待つ
君のために 流した涙の熱さが
僕を支えてきたんだ
君のために 叫んだ時間の長さが
僕を強くした
僕のために 世界の片隅
泣いてる君はひとりじゃないから
歌詞も、曲の最初の切ないイメージから、だんだんと力強く、最後は希望に満ち溢れているような印象。
この曲を、私がブログに書きたいと思ってからいろいろ調べてみましたら、いろんな節目節目のコンサートでよく歌われているのですね!
アルバムにも多岐に渡り収録されています。
安全地帯"完全復活"コンサートツアー2010
~Starts & Hits~ 「またね…。」
今となっては珍しいMCとメンバー紹介とで10分近くに渡る圧巻の演奏です🎶
ANZENCHITAI 30th Anniversary Concert
"The Ballad House"
ALL TIME BEST 『35』
~35th Anniversary Tour 2017~
やっぱり玉置さんの後ろには4人がいなければいけませんね
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
記憶は塗り替えられるそうです。
ニューヨーク大学で心理学、神経学の教授を務めるLiz Phelps氏の言葉から引用させて頂きます。
「記憶というのは脆いものなので、私たちの記憶は変わりうるものなのです。最初に何かを記憶する時、脳が情報をしっかりと保存するのに少し時間がかかります。このプロセスは記憶の整理と呼ばれます。そしてあとでその記憶を思い出す度に、さらに新たな保存プロセスを必要とするのです。[中略]このやり取りの間、新たな情報が昔の記憶に干渉することがあって、さらにはその記憶を変えてしまうのです。」
私の今までの「ひとりぼっちのエール」の記憶は、
『このライブを最後に安全地帯が活動休止になった』
『その時のエンドロールに流れていた曲』
『その後の玉置さんの一人で歌う姿』=何とも言えない複雑な心境
なのですが、
この3連休で、何度も先程の安全地帯でのコンサートで演奏している「ひとりぼっちのエール」を観てから、何となく切なさが薄らいできたような気がします。
新たな情報として、昔の記憶が塗り替えられているのでしょうか…
玉置さんのこの笑顔が、全ての記憶を塗り替えてくれそうな気がします✨✨