TENTH ニュー・ブレイン | アクエリアス

アクエリアス

舞台、イベント、映画、展示会など、色々語っています(^^)

シアタークリエ『TENTH』
{09B379DE-2E95-4A25-9FB1-A69CB8E1B127}

シアタークリエ10周年を記念した2部構成の舞台。
コンセプトは一度で二度楽しめる唯一無二の公演。
{73AD9BE9-99D8-4E9F-9C88-315E13F934CC}

{1A796995-A864-48BA-A193-4B9CAA812182}

{3A6DF475-8D75-49DE-98D3-CF67F00F5E70}

第1部は週替わり10周年記念ダイジェスト公演。
第1部 1/4~1/11『ニュー・ブレイン』
{F7CF04B0-9F43-4D71-AA87-E7AE0BABF517}

{630C459D-7784-426F-9084-75EEA2DFEB9E}



2009年の日本初演とほぼ同じキャストで一幕に凝縮した再演。
ニューヨークの売れない音楽家が、命をかけた脳手術を受けることで、己の夢や情熱、人間関係を振り返る物語。

初見だが、こんなにも分かりやすく、ポップでエモーショナルなミュージカルがあったなんて! タイトルを見ただけでは想像できない、心に染みる作品だった。

でもはたして2009年に観ていたら、こんなにも感動しなかったかもしれない。
死を覚悟した入院手術を私も3年前に経験したから、こんなにも涙ハラハラと感情移入できるのだろう。
メロディーの気楽さとキャストの煌めくような歌唱が、いっそう胸を熱くさせる。

石丸幹二のゴードンは、おそらく30代設定だが、見事に若々しく蘇り、柔らかく艶やかな歌を響かせる。石丸さんがとっちゃん坊やみたいな髪型で、舞台「エキスポ」の東地宏樹さんの髪型を思い出した。
ゴードンの恋人が同性だというのも新鮮な驚きで、相手のロジャーが畠中洋というのもまた目新しい。優しく包容力があるフシギな感覚のロジャーだが、石丸さんゴードンと一緒だとなぜかしっくりきてて面白い。キスやハグがちっともイヤらしくないのもグー。

ゴードン母の初風諄が、年齢を感じさせない素晴らしい歌声を披露して、それだけで感動。息子を愛し信じる心配性の気質が日本の母さんな感覚で、尚更思い入れがわいた。
樹里咲穂のローダ、マルシアのリサ、中村桃花のナンシーが、歌にダンスにと爽快チャーミング。
彼女たちに負けず劣らずキュートなのが、デブで気弱だが明るいオカマ看護師の五大輝一。笑って癒された。
初演ではWキャストだった赤坂泰彦と本間ひとしが、ビターなアクセント。

カエルの着ぐるみがツボにきて大笑い。子どもが観ても楽しめるのでは。
母親が絶望のあまり捨てた何冊もの本が、持ち主に戻ってくる光景も愉快な皮肉。
リサが小銭だと強調した"change"には、他にも色んな意味が込められていて深い。
新しい脳。新しいはじまり。新しい季節。新しい生き方。

人間の頭の中を舞台にしたディズニーピクサーのアニメ『インサイド・ヘッド』にも繋がるような世界観で、また観てみたいと思わせるミュージカルだろう。



第2部は10周年記念ガラコンサート。
石丸幹二さん中心に、本日だけ1回参加のメンツが2人。
どうりでチケットが取り難く、かろうじての後方席。

「GOLD」の石丸幹二さんと伊礼彼方さんがデュエット曲を披露。当時はフレッシュだった彼方さんだが、いまは濃いキャラを競って、石井一孝さんをイジリ抜くお茶目さ。
{128A04DF-7825-47EE-9E3B-FCB50A4E0752}

藤岡正明と田代万里生は「ブラッドブラザーズ」から、7歳児と15歳少年の格好で登場し、デュエットも披露。
毎回おやつタイムがあり、万里生さんから藤岡さんへ渡したのが300mlコーラ。今日は少なくていいと軽く飲んだ藤岡さんだが、追加でビスコが二袋。順番が逆じゃないかとクレームしたり、最前列センターの方にビスコを1枚食べて貰ったりと、毎回大変そうな藤岡さんだった。
{36E8B2D8-E33C-4222-B58E-BB062E215F45}

田代万里生さんと石井一孝さんは「トゥモロー・モーニング」でデュエット曲。作品設定では、万里生さんの10年後の姿が石井さんなのだ。
{EDE3A96B-FD5D-4C39-A376-2A4EE90A8CC6}


石丸幹二さんと石井一孝さん、年末まではパーシーとショーヴラン。
6月上演の「シークレットガーデン」では何と兄弟で、息ぴったりのデュエット曲を披露。心安らぎ満ちてゆく。この2人で「ブラッドブラザーズ」のシニア版もイケそう。
{4E67DC46-30D5-4F09-BB2E-59E6B8582FDD}

「シークレットガーデン」で共演する松田凌くん初登場。シアタークリエさん初めての凌くんは、石丸さんや石井さんと立ち並んで自己紹介。前振りの出演だったのね。
キラキラした笑顔だが、彼の緊張感が遠目にも伝わり、ソロを歌うとなった時は、親のような心境でドキドキ見守った。何とか伸びやかな声で歌いきったが、本公演まで精進したいと本人。
そんな松田凌くんを、隣の石井さんが笑顔で気遣ったり。カテコでハケル時は万里生さんが先に行かせたり。先輩方の優しさに触れた凌くんだった。
{B0C994CE-DEC7-46C3-A3F1-23C6F0798B46}

チラシを見ると、キーマンとなるメアリーはWキャスト。
2回は観たい気分。
{44F924FF-31BF-449E-8597-2C96F77366DA}

クリエちゃんボードのサインも順調に増える。
{0CB02143-DE5B-4B1D-ABDD-015EF479A2FE}

{ECF7BBAE-AA9F-49D5-9E9F-6CEDB96FF0B2}

{FBDF14E4-6D75-4BF8-9809-3F5498D2A121}

{C15672CA-6E80-45C8-864D-9414C0120F54}

来週は第1部『この森で、天使はバスを降りた』で坂本真綾さん。
第2部も総勢12人の大所帯。