學蘭歌劇『帝一の國』ー大海帝祭ー
学蘭歌劇『帝一の國』ライヴが3日間に分けて開催。
2014年から上演され、舞台三作品でシリーズ化、感動の最終章から約1年。
主人公・赤場帝一役を務める木村了を筆頭に、舞台三作品に出演したキャストが登場し、劇中でお送りしてきた楽曲をふんだんに盛り込んだ"ライヴ"という形式で、帰ってくる。
いわば、総集編という大海帝祭が開國。
春に上映された実写映画版の時に発表されたので、先行していた舞台版に、もう一度陽の目を与えようとしたのか。
舞台ならではの『帝一の國』世界観を体感すべく参戦。
お初の新・日本青年館。外苑前からだと旧青年館よりちょい近場。
さすがに綺麗だが、動線がイマイチで、ホワイエは物販列やトイレ列で大混雑。トイレ個数も少ない。
あいにくの2階席で、何といっても落下防止のための柵がステージ視界の邪魔。2階席の時はクッション要持参か。前方ど真ん中席なので、前のめりになると満遍なく観えたが、キャストが客席降りすると全く観えない。
2階席にもキャストが1回だけ来たが、後方通路なので振り返ってもよく観えない。
紙切れもタオルもテープも何にも飛んでこないし、今回のライヴは2階席の人には全く旨味は無かった。
出演者はメインキャラやオールラウンダーズを含め15人。
思い出の映像や写真を大スクリーンに映したり、懐かしい曲に合わせ歌やダンスを披露したり、合間に小芝居を挿入したり。
うちわライトやペンラをキャラに合わせて色チェンジ、振りながら応援するのは愉しい。オールラウンダーズの4人は白だからね。
大河元気や津田健次郎、佐藤永典、大堀こういちらメインキャストが悉く映像出演だったのかイタイ。映像と実像との掛け合いやデュエットという形も出てきて、小さな違和感や迫力不足は否めなかった。
原作者の古屋兎丸さんが学ラン姿でスペシャルゲスト。
色んなお話が聞けたが、印象的だった場面として津田健次郎さんのアノ女装での役のまくし立て。あまりにインパクトが強くて、その後原作にも登場させてしまったとか。そんな津田さんの映像も流れたが、客席の笑いの中で、御本人はいないという寂しさ。
構成・演出・音楽の小林顕作さんが総合MCを務めたり、キャストの着替えの繋ぎでギター弾き語りを披露したり。
印象的だった場面として、駒の細貝圭さんの脚骨折アクシデントからの松葉杖キャラ。災い転じて福となる。あの松葉杖がなければ生まれなかったキリンと場面だろう。舞台での再現シーンにも大いに笑った。
6日に『NARUTO 』の千穐楽だった佐藤流司くんの久我が、実は一番人気らしく、彼のグッズは数制限だったらしい。公演の合間にダンスの稽古もしていたのか、しっかり皆んなと一緒に踊っていてビックリ。でも「はだか太鼓」では独りだけフンドシにはならず、太鼓も参加せず。同じアイドルの原嶋元久くんがちゃんとフンドシでやってたので残念。
久我とデュエットしてた夢島の佐藤永典くんは映像のみだったし、それも惜しい。その代わりというか、アンコールでは、みんなのコーラスを受けて、ソロで「ぬすんだバイクはかえそうぜ」を熱唱。ファンにも面目躍如か。
「マイムマイム」からの「はだか太鼓」の後、古屋兎丸さんに両手を広げて貰い、帝一たち14人から走り込んでお尻を打って貰う「逆乱れ太鼓」がくだらなくて面白かった。小林顕作さん曰く、これは自分たちで考えてやってること。出演者らに自由にやらせているのびのび感が伝わった。
アンコールではお馴染み「遠く」で、一致団結感。
そして肝心のレビュー、「すみれ、ばら、こちょうらん」で花を持って歌う面々。「明日も同じところでやっているから」だね。和やかに大らかに凛々しく終了した。
それなりに懐かしく、楽しくはあったけどね。
2階席のおかげで、学蘭歌劇『帝一の國』とはこれでバッサリおさらばできた。
私の大海帝祭、閉国。











