早稲田祭2016企画
『富野由悠季監督講演会』
ガンダムの生みの親、富野由悠季氏が早稲田祭にやってくるので、早稲田祭へ。
主催は早稲田大学ガンダム研究会。
先月、前売券を買いに大学まで脚を運び、講演会開催の場所などは把握済み。
座席は先着でも抽選でもなく、主催者スタッフが集まった参加者の肩を叩いた順番に入場という、とても不平等で合理的な方法。これ、いま流行ってるのかな。
一応、前方のサイド席通路側には座れた。
富野由悠季さん、降臨! いつものGキャップを被り、講演中は脱ぐ。タイムキーパー代わりの時計が壇上にあるが、ご自身の時計は5分進み。
「今日はガンダムの話ではない」と言いつつ、ニュータイプやスペースコロニー、リアリティーやミリタリー、あげく「宇宙エレベーターはキライ」と言い切りw。
60代を過ぎて分かったことは、10代20代からの言葉を聞いて、次の世代へ向けて言葉を発信することの大切さだという。物を考える想像力が欠けているとも提言。
質疑応答は、内容質問・事前質問・フリー質問の3種類。
アニメ作りについて、全パートに対して面白い事を持っているセンスがないとやれないとズバリ。
子供たちに向かってきちんと話をできる人、政治家や富豪などアッパー世代は誠実に話すべきだとも。丁寧言葉使ってりゃいいってもんじゃないと、安倍政権にもチラリ苦言。
デシタル化になる中で、ますます人は対人間に鈍感になり、下にいくほど矛盾に気づく。
今のオリンピック問題に対して「日本国家はイベント会場じゃない! 生活の場なんだから!」よくぞ言ってくれました。
広告研究会の某大学についても「ここでなくてよかった」と。アソコだったら講演会も引き受けてなかったかも。
宗教について、不確定さの中で安心を得られることと位置づけ、「神は死んだ」は「しゃらくさい言い方」だと。洒落臭い、イイね。
最後に「総括もクソもあったもんじゃない」と言いながら、「ウソをつかない言葉使い」は若返りますよ!とキュートに締めてくれた。
約2時間。何度か富野さんの目線や視線がストレートにこちらに投げられて、集中せざるを得ない状態。
以前講演会をされた大学は女子校だったから、ソフトな雰囲気だったが、今回のはちょいやんちゃな雰囲気で面白かった。
おかげさまで今回も、元気が出たし若返った気分になった。
それにしても、富野監督へのバースデープレゼントを用意しながら渡す機会を逃した主催者側は、気が効かないこと。
みんなで一緒に富野さんの昨日のお誕生日をお祝いしたかった。てか、その時の富野さんの表情とコメントを観たかったのに。
75歳のお誕生日、おめでとうございます。
講演会の前に、早稲田祭の屋台で焼きそば。
昨年行った某大学祭の時より、食べ物の値段が随分高かった。早稲田もセレブ系になったか。





