舞台 真田十勇士 | アクエリアス

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舞台『真田十勇士』
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初演、映画に続き、キャストを一部替えての再演となる。
マキノノゾミ脚本を、映像の堤幸彦が初演を超えるエンタメ感で作り込んだ。
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お花の撮影も禁止。
知らないで少し撮ってしまった。
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腰抜けの真田幸村と、個性豊かな10人の勇士たちが繰り広げる、破天荒で奇想天外な物語。
「ウソかマコトか」「ウソも貫くとホンモノになる」がテーマのひとつ。

大衆演劇か、つかこうへい流か、はたまたアトラクションショーか。色んな演劇要素が詰め合わされ、新しい娯楽時代活劇に仕上がっていた。

元特撮出演者がワチャワチャ出演。迫力とキレのある殺陣をフルスロットル。
全体的に、7割はコメディー、3割は映像で埋められていそう。かえって生身の演技や激突は臨場感があって熱い。
大河の「真田丸」を取り込み、帝劇やシンゴジラには敬意、様々なネタが満載で自由奔放、大らか。

座長・猿飛佐助の中村勘九郎は、初演よりも三枚目色が強く、歌舞伎テイストやオタッキー性も取り入れ、変幻自在の圧巻の存在感。この人がいる限り、何でも面白くなりそう。

真田幸村の加藤雅也のヘタレぶりが一層ハゲしくてチャーミング。だからこそ、ラストの死に物狂いで笑みする顔が格好良く見える。

初演や映画とは役が違った、加藤和樹と村井良大は、役がランクアップしたせいか、とにかく活き活きと楽しそう。
才蔵&甚八の絡みも顕著で、氷帝風ほのか。アフターVは、甚八は赤のままで、才蔵は青に着替えるのかなw。

新キャストは役柄も工夫し、続投キャストは更に芸を磨いて、初演よりも個性豊かになり、ひとりひとりに愛着が持てそう。
それに何よりチームワークやアットホームさをジリジリと感じる。
十勇士の要となる、佐助と才蔵は強固なしがらみパートナーへと進化、2人のやり取りがとにかく愉快。

客席降りや通路を使った芝居や立ち回りがいっぱい。こっち側では、山口馬木也の宗介がお客さんに話しかけたり、和樹の才蔵が殺陣を間近でやってくれたり。逃げ回っていた甚八は、客席に降りてまで隠れて逃げ回る。通路側席や前列はとにかく美味しい。

殺陣や立ち回りはいいが、肝心の忍者の術は爆竹と火花多用で、はぐらかせ気味。
ワイヤーやフライングは、殆ど吊るされ感で迫力やスピード感はイマイチ。才蔵のフライングも、最後は映像任せだし。
徳川家康もついに映像に降格。松平健もそういや特撮で暴れん坊将軍をやってたっけ。

やはりアトラクションショーに近い舞台。
本来なら「ミュージカル忍たま乱太郎」みたいに、シアターGロッソでやるような演目だろう。その方がワイヤーやフライングもスピーディーに演れそうだ。
尤も、仮にミュージカル「真田十勇士」になったりしたら、「幕末Rock」みたいにペンラを振らされそうだ。
それぐらい今回の舞台は、お客さんと密接な関係を作り、真田十勇士そのものを体感させる舞台だった。

カーテンコールは、出演者によるファッションショーばりの艶やかさ。
W加藤の色男セクシー視線ビームは、女子には必殺。クラクラきたv。映画版だとこうはいくまい。

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10月の横浜公演は、和樹の誕生日の翌日に観劇予定。
その前に映画『真田十勇士』初日。

映画のあとで舞台を観るか。
舞台のあとで映画を観るか。
どちらが旨みがあるだろう。