『ONE PIECE FILM GOLD ワンピース フィルム ゴールド』&初日舞台挨拶。
前作『Z』から3年半、連載20周年を前にした『ONE PIECE』が再び映画に登場。
満を持して、初日舞台挨拶回に参加してきた。
入場者プレゼントは、コミックス巻七七七とトランプ、読売新聞のデカデカワンピース版。
映画本編。
GOLDに輝く世界最大のエンターテインメントシティ「グラン・テゾーロ」を舞台に、金の力と絶対的な支配で暴走するテゾーロ一味を相手に、ルフィら麦わらの一味の信念をかけた闘いが繰り広げられる。
金とカラフルな色彩で彩られ、ダイナミックさとエロチックさが混合する、ゴージャスでデンジャラスな世界観。
その下で、金で抑圧され支配され、自由を奪われていく民衆たち。
見た目はベガスの雰囲気だが、1789やレミゼを想像させる、愛と勇気と団結の革命ストーリー。
その起爆剤が麦わらの一味だが、囚われの姫役がゾロで、ルフィと行動を共にするのがフランキーなのも新鮮。
「金がない者は奴隷」であり、「騙されるほうが悪い」とは、あまりに現実味を帯びて、観ながらの高揚感はない。
ギルド・テゾーロの山路和弘が冒頭スター気取りで歌ってるが、山路さんの歌を耳にしたのは『宝塚BOYS』以来かも。
ナミとの因縁の友情を見せたカリーナの満島ひかりは、「ウッシッシ」はイマイチだが、一味と一緒の会話では違和感はない。
山路さんと満島さん、秋の舞台『かもめ』でも共演するので、それまで2人の因縁は続くわけだ。
テゾーロファミリーがゲスト俳優揃い。
バカラ役の菜々緒は色気もある美声で、ナチュラルに上手い。ダイス役のケンドーコバヤシも声優としてのキャリア更新中。濱田岳のタナカさんは、勝平さんに似た珍妙な味でいい。
伝説のギャンブラーのレイズ・マックス役の北大路欣也は、渋い美声を聴かせ、さすがお父さん声優としても絶妙。台詞だけでも、力や説得感がある。自由へ行動を起こす時のマックスの台詞に、なぜか涙がホロっとなった。本物の俳優は言葉だけでも感動を呼び起こすのだ。
本編は二転三転し闘いに次ぐ闘いで、思ったよりも大ボリューム。
クライマックスへの道のりがちょい長かった。
そして途中でトイレに行く人も多く、その度に扉の開閉で光が入り込み落ち着かなかった。
海軍やサボも登場し、オールスターキャストの豪華さサービス。だが、もう少し話をまとめて縮めても良かったのではと思う。
前席の子供たち、最後のほうは飽きがきていて動いてばかり。
上映後、舞台挨拶。
田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョーらレギュラー声優の後、山路和弘、満島ひかり、濱田岳、ケンドーコバヤシ、北大路欣也、そして宮元宏彰監督も登壇。総勢15名。
其々の挨拶では、真弓さんから始めた、映画本編からピックアップしたセリフ付き。ところが平田さんだけは原作最新でアニメ未公開の「野郎どもへ 女に会ってくる 必ず戻る」を美声で披露し区別化狙いw。忽ち女子たちの黄色い歓声。
先ずは、世界33ヶ国で公開決定のニュース。中井さんは「33ヶ国も、国名を言えませんから」とw。
宣伝行脚で、満島ひかりさんと岡村明美さんはアブダビまで行った時の思い出。開場時から、ロビーにアラブ風の男性たちが4~5人いて驚いたが、本日初日にアブダビから駆け付けてきたといい、2階席から声援の声まで。冒頭で司会者が関東以外からいらした人~?と客席に手を挙げさせてたが、アブダビが一番の遠方じゃないかw。
「タナカさん」に田中真弓さんが反応したり、濱田岳さんがおとぼけして可愛かったり。ワンピースまだまだ勉強中ですとかしこまる山路さんに、真弓さんが「山路くん」呼びしたり。山路さんは役と同じ、金の指輪がゴージャス感。
北大路欣也さんは同世代のみんなはワンピースに反応がなかったが、子供や孫世代が喜んでいたとにっこり。
フォトセッション。
レギュラー陣に金メダルが配られ、金メダルのイラストバックに、勝平さんや平田さんはメダル噛み噛みパフォーマンス。隣の真弓さんの肩をがっしり抱く欣也さんが男前。
終了後は、真弓さんの首に金メダルをかけてあげる欣也さんの気遣い。これぞベテランの境地かな。
拍手喝采の大盛り上がりの舞台挨拶だった。
久しぶりに麦わらの一味全員を拝めたし、ゲスト俳優も素敵だったし、楽しいひと時だった。








