ミュージカル ジャージー・ボーイズ WHITE | アクエリアス

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ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』チームWHITE。
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フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズの実話に基づいた物語の伝説のミュージカルを、日本人キャストで日本初演。
新進気鋭の若手演出家のもと、実力派キャスト陣がチームREDとチームWHITEの2チーム制に分かれ、其々違った魅力で届ける。
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ニュージャージー州の貧しい片田舎から始まったコーラスグループ、ザ・フォー・シーズンズの結成と栄光、挫折と再生を、4seasonごとに描いたリアルストーリー。

グループの一人ボブ・ゴーディオが作曲、プロデューサーのボブ・クルーが作詞、実在人物へのインタビューの元で仕上げた本物志向だ。

観る前は、キャストの豪華さに惹かれて、トークショー絡みでチケットを取得。
正直、あまり期待してなかったが、蓋を開けたら予想外の好評ぶりで、チケット完売らしい。
今回は前方通路側席なのでラッキーだった。

「OUR SONGS」から「FOUR SEASONS」へ、バックの文字が明暗の如く。
中央の盆がまるでレコード盤のように、彼らの転機や曲り角を廻す。
3階建ての舞台セットが人生の頂点とどん底を現し、階段を昇り降りする彼らの姿は永遠のジャージーな“少年”のようだ。
歌とコーラスと楽曲の素晴らしさに度々涙目になり、フォーシーズンズの軌跡と奇跡をいつの間にか観客も一気に体現していた。

主役はシングルキャストの中川晃教。出会うべくして出会ったハマり役。アッキーにしか出来ないフランキー・ヴァリ、アッキーがいてこそ成立したミュージカルだろう。彼のファルセットやハイトーン、ロングトーンはもはや芸術の域だろう。誰もが驚嘆し聴き惚れるはずだ。

海宝直人のボブ・ゴーディオは知的で情熱的な若き天才を感じさせ、端正な歌唱力とダンスがピタリとハマる。
中河内雅貴のトミーは威勢よく迫力とキレがあり、ヤクザの悪童ぶりを愛らしく好演。
福井晶一のニックは一番人間らしいキャラでナチュラルさが滲み、バリトンに痺れる。
パンフの写真を見て、中川フランキーや海宝ボブは、壮年になったらこんなオジサマになりそうだなと、ますますの本物感。
REDを観ないうちだが、WHITEがおそらく最高の組み合わせではないかと思った。

他のキャストは本役以外に様々な兼ね役やダンサーを務め、場面や雰囲気作り。
戸井勝海の美声や阿部裕の低音が、役柄にも反映されストーリーにも深み。
ボブ・クルーの太田基裕は、活発な声で進行したり盛り上げたり、オネエキャラは中途半端。

中河内雅貴くんと『GEM CLUB』で共演した石川新太くんが、また身長も体も大きくなっててビックリ。4人との絡みで愛敬ぶりを覗かせて、歌もダンスも成長。
彼が演じたジョーイが後のジョー・ペシだったとは。映画「グッドフェローズ」で、ジョー・ペシが演じた役名が雅くん@トミー・デヴィートだったので、2人の関係もずっと続いていたんだろうなと想像させる。

色んなアーティストのカバーで聞いてきた「君の瞳に恋してる」が、フランキーの歌だったと知った。
イタリア系なので、劇中でも「ファミリー」が強調されてて、つい『ALTAR BOYZ』が浮かんできたり。
色んな発見や驚きがあって、歌やコーラスと共にエキサイティングできた。

『エリザベート』公演中だが、ルドルフの古川雄大と中河内雅貴は、長野のダンススクールの後輩先輩なので、2人にとってのニュージャージー(=原点)は長野かもしれない。

パンフにアッキーのニュージャージーは「エジプト」だと書いてあったが、そういや吉村作治さんと中川くんがエジプトの地でトークしている映像を「エジプト展」で観たことがあった。
シングルキャストの中川くんは毎回全力投球みたいなので、千秋楽まで無事に駆け抜けていって頂きたいと祈る。

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アフタートーク。
司会は若き演出家・藤田俊太郎。「ジャージーボーイズ」演出プランのため、自らボストンやニュージャージー州に行った方で、作品に関する思い入れや熱意は並々ならぬもの。
だだそれが真面目で誠実過ぎて、自分の思いを伝えたい過ぎて、トーク冒頭から多弁。キャストの話す余地がなく、まるで藤田さんトークショーのような5分間。あげく、演出家へ聞きたいことありますか?とキャストに質問する始末。
トーク慣れしてるアッキーやマサの穏やかな軌道修正と鋭いツッコミで、ようやくWHITEキャストの生の声。其々の役についてや、演技プランなどにも言及。

REDとWHITE両方のチームと関わるアッキーはさぞ大変かと思ったら、「そうでもない」と余裕のご本人。でも物語出だしのガウチトミーとマサトミーは全然違うので、着地点も変わってくるという。WHITEは皆が待ってた原型のフォーシーズンズ。REDは来週のトークで言うとアッキー。気を持たせる。
最後はアッキーの挨拶で終了。チケット完売だけどある所にはあるかもと、イタズラっぽい笑顔で客席を沸かせてくれた。
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フォーシーズンズ仕様クリエちゃん
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お手洗い扉にもレコード盤イラスト
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来週はチームREDとアフタートーク。
WHITEでもうお腹いっぱい感だが、矢崎広の天才ぶりも観たい。

てか、7月14日に雅貴、8月17日にぴろしに、また会えるじゃん。